2016/04/16
もう、メンバーも職員も朝から元気なのですよ。本当に感心しています。今日は、虐待について、先月の学習会で勉強したことを、具体的に何が差別発言だったり、いじめ発言だったり、どんな行動がいやがらせなのか、模造紙に記入して、みようと、グループワークが始まっています。5人から6人のグループが6つも出来ています。とても賑やかに取り組まれていますよ。とてもいい話し合いが出来ているようで、嬉しいかぎりです。
実は、昨日は、ふぁみりーわーくでした。午前中は料理教室に加わり、私はお買い物班でバタバタしました。だから、お料理は、すべて「は組」のメンバーが作ってくれました。焼うどんと、春野菜のサラダと苺でした。
とっても美味しかったですよ。そして、午後は大屋へ「わらび狩り」です。もう何年も春の行事として、行っていたのですけど、私はいつも留守番をしていました。それが、今回は引率して行くことになりました。うふふ、初挑戦です。行かないと言っていたメンバーも森林浴だから行こうと、連れ出しました。
とても、いい日和ですので、のどかな田園に山笑う山々がとても、素敵で心も豊かな気持ちになります。延屋道路を通って、山笑う中にとっぷり浸ります。そのわらびが生えるお山は、大屋の中城屋の森山家の梅ばたけの斜面に生えているものだった。なんと、もう10年近くも行かせていただいていた。その度に、亀の子のお豆腐をお礼にと、もって行っていた。その梅畑の近くに住んでいるメンバーの彼女のお宅にも、いつもお世話して貰っていた。ジュースやお茶やコーヒー、おやつまで準備していただいていた。本当に、ひとつの行事をするのに、こんなにまで町の人達にお世話いただき有りがたい事でした。感謝感謝です。
そして、今日は、その中城屋の森山さんが、わざわざ私たちの所へ顔を見せに来て下さった。
それも、この2月に夫が亡くなり、その葬儀の席で、病床のおりに自分の想いを録音していたテープを流されたとか、その中に、梅畑のお山に、わらび狩りに来てくれた久利保育園の子ども達、亀の子の人達のにぎやかな声がとても嬉しかったと、録音していました。と、その森山さんの奥さんがお話をして下さった。
私は、そのお話を伺い、とても感動しました。私は、その旦那様のお墓はどこにあるのでしょうか。と、尋ねると、あの正面の中城屋の横の方にありますよ。私は大きな声で「ありがとうございます!」「今年も来させてもらっていますよ」と、合掌をしました。
中には、死んだらどこへ行くのかね?と、質問です。そうだね。人間はいつかは逝かせてもらわんといけんけ、「まぁ、生きてて良かった。生まれて良かった。」と、思えて、亡くなった人の中へ仲間入りさせてもらえるといいね。私がもしかして先に逝ったら、みんなも「生きてて良かった。」と、思えた人のみ、仲間に入れてあげようかね。うふふ、待って居るよ。 なんて、不思議な不思議なお話もしました。