お早うございます。春うららですね。亀の子の後ろの土手の桜は満開でーす。

2021/03/29

春の霞みに誘われて入ったところが亀の子さ♪ 亀の子だからそれだから あぁあ 出世するのが当たり前 当たり前 (^^♪

私の部屋から満開の桜を愛でることが出来ます。もう。それだけでも幸せをいただいているようで、感激します。

そして、日本人の精神性がずっと、平安時代から続いていると思うと桜を愛でながら、この桜は長閑(のどかな)春の日に咲き、しかし、あっという間に散ってしまう桜は日本人にとって人間の生と死の象徴でもあります。

実は、私も我が家の祖母ツルノが亡くなった時に、私は一句詠みました。「咲き誇る ことしも愛でる 山桜 そそ母の想い 今につたえん  とみこ 」山桜を愛でていた大祖母がいました。もう、30年も昔の事でした。

人は必ず死して行きます。東条英機もあのGHQが仕組んだ、東京裁判で死刑に遇い無念にも死して行きました。その時の句が凄いのです。東条英機の辞世の句です。 「さらばなり ういの奥山今日こえて 弥陀のみもとに ゆくぞ嬉しき 日も月も 蛍の光さながらに ゆくてに弥陀の光輝く」そして、アメリカに対しても、「今、アメリカは仏法がないと思うが、これが因縁となって、この人の国にも仏法が伝わってゆくかと思うと、これもまたありがたいことと思うようになった。」

私は、この辞世の句を読んで、凄いなぁ。こんな、日本人が、いたのだと、日本人って、なんて素晴らしいのだろうと、感心しきりでした。そして、どうして、日本人は、敵国の人を恨むことをせずに、アメリカの人は、「縁」を知らず、仏法も知らず、アメリカにも仏法が伝わっていくと思うと、それも有りがたきかなと。仏法の真髄を持ち備えておられる東条英機とは、日本人の大和魂、武士道、精神性の高き方だったのだなぁ。それをそ高邁な人格者というのだろうか。