2016/04/04
4月の新年度が始まっています。私も大忙しです。4月3日(土)は、大田町の慈雲寺にて、晋山結成江湖会法要と、首座法戦式法要が執り行われました。同じ曹洞宗の寺院として、寺族もお祝いに馳せ参じました。勿論、祝賀のことですので、一つ紋のお召を着て、金糸の丸帯を締めて出かけました。天気予報では、雨模様でしたが、幸いにも空は晴れ、桜満開のいい日和になりました。五色の旗が棚引き、祝賀風景でした。須弥壇に慈雲寺の方丈さまが登壇し、大和尚の心意気を述べられ、若いお坊さま方の禅問答が行われました。『「生老病死」とは、何ぞや!』『「人は生まれ、老いてゆく、病気を得て、死んでいく・ごく当たり前のことだ!」』『ししくふじん!』その後、首座法戦式が始まりました。小坊主が僧侶の仲間に入る第一関門の儀式です。弁事が『天童の覚和尚、じゅにいわくかんねん無聖・・・・・・・・・・これよりにんてんやくへいとなる』『従容録』の一則の「達磨かく然の話」『如是』の法となることを問答合戦がはじまり、無事に終了したところです。
慈雲寺からは、代官山がまるで見え、慰霊塔も聳えて立っており、桜も満開です。ほんに素晴らしい日和に、このご縁に合わせていただき、本当に有りがたい事でした。その日は、娘に迎えに来てもらい、帰ったところです。
今朝の早朝に、五十猛の方から、沢山の鯵をいただいていたので、午後からは、その鯵のシゴをしたところです。余りにも沢山なので、おすそ分けをしたところです。後は、冷凍にしました。
孫達は、春休みですので、我が家の母屋で大賑やかです。本当に我が家は四世代で暮らしていますので有りがたい事ですよ。早めにお風呂を沸かして、夫はお風呂です。すると、友達から電話です。「魚を息子が釣ったから、今から持ってあがります!」と。間もなくすると、その友達から、大きな超でかい愛でたい鯛が二匹と、金目鯛が届きました。もう、「びっくりポン」でした。 ほんにほんに、昨日はとてもビッグな一日となりました。
そして、本日は、「たから保育園」の入園式です。私は、もう四回目の入園式です。保育園の入園生も五三名です。
来賓として、出席ですよ。今日は桜色のお召に友達の友禅染の帯を締めました。そして、平安時代の子守唄を謡いお祝いとしました。うふふ、どのこも「シーンと静かに聞いてくれました。魔法がかかったようでした。」私も、こうして謡うことができて、嬉しいなぁと思っています。
「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶこどもの声きけば 我が身さえこそ ゆるがるれ♪」