今日も吹雪きます。

2016/02/16

真っ白な雪の中を、マイナス2度の中を、車を走らせて亀の子へ到着です。ここ平地は、全く雪はありません。私は毎年このようなギャップが起こっていますので、案外、この歳を迎えてから、いろんなことを切り替えて考えることが出来るようになったかもしれませんね。

スイッチがonになったりoffになったりの切り替えができるようになりました。うふふ、順応性がいいのですよ。

このことは、私が生きていくのには、とても大事なことだったようです。頭の中が、いつも整理整頓出来ていることにもつながります。

沢山のメンバーの中には、妄想と現実が混乱している人も居ます。もう、随分前の事なのですが、妄想の中で、発言する人が居ました。

私はその当時、一生懸命聞き役に回っていました。こんな妄想を言う人も居ました。「僕の前をサムライが、刀をもって行進してやってくる。そして刀を突き付けて怖くてやれん。」と、「僕の目の前で大きな風船を膨らまして、その風船に鋭利を刃物を突き付けて、もう怖かった。」とも。「麻雀を4人でやっていて、僕と、お釈迦様と、マホメットさんと、キリストさんとやって、僕が勝った。」と、「お前は馬鹿だ!、死ね!落ちろ!飛べ!」など、支配されて、腹を刺したことがあった。海に入水したことがあった。沢山のメンバーから、何度も死のうかと思い、自分を傷つけてしまった。私の人生の大方を傾聴してきた。 その昔、「聞くは宝だ」、「関わりこそ命なり」を、谷中輝雄先生に教わった。私はこの歳を重ねてきて、やっと、谷中先生の言葉が身に染みて実感できるようになった。

だからだろうか、沢山のメンバーは、「あぁ!この妄想体験は、自分の病気の部分だったのだのだ」と、気づき始めました。そして、メンバー達は、今では、妄想と、現実の区別が出来始め、自分のありのままで生きてもいいのだと、自信を持って、いきいきと生きていくことが可能になりました。私はそんな彼や彼女達に、溢れるほどの喜びを感じています。