2015/10/20
仲秋の名月が終わり、もうすっかり秋景色です。秋の夕暮は、いっそう際立ちますね。童謡で「赤とんぼ」の歌や、「もみじ」の歌や、「夕焼け」「村の祭り」のメロディーが自然と出てきますね。我が家から見える三瓶のお山も、てっぺんから紅葉が始まりましたよ。これから、裾野に向けて紅葉して来ます。とても美しいのですよ。もう、うっとりになります。
私は、日曜日から月曜日かけて、高校の同窓会があり出かけてきました。玉造温泉、「玉泉」でしましたので、私は友人を乗せて、車で行くことにしました。会場に着くと、世話人さんはすでに到着です。私も、さっそく受け付けのお手伝いです。次々と到着の友から、会費をいただき、懇親会会場の席次を選んでいただきます。その席次が、なんと工夫してあるので、世話人さんに、尋ねてみると、「へへ・孫に作ってもらったのさ。」ですって、出席者が恩師を含めて21名でしたので、20名の席次がレディーと、ジェントルマンに作ってあり、爪楊枝で世界の国旗が作ってあります。どの国旗にするかは、自分がとります。そして、その国旗を開くと、席次が書いてあります。「う~ん・えらい」凄いアイディアだね。それでは、私は「日本丸」にしたところでした。そしてそして、続々です。最後ぐらいに到着の彼女がやってきました。「う~ん。どなたかいな」、そこにいた友人も、頭は?マークです。なかなかわかりません。
その彼女、「そうね、高校を卒業して、50年だものね。この度、初めて参加しましたからね。」と、私は、高校卒業時の写真を一生懸命眺めました。「う~ん。おっと、最後列にスマートな彼女がにこやかに写っています。」「あっ、いたいた。ooちゃんだ!」すると、相手の彼女、こんどは私たちを見て、「あなた誰だったかいね。」うふふ、それでは、ひとりひとり自己紹介だね、と、大笑い。
今回の同窓会は、恩師の米寿のお祝いも兼ねての同窓会開催です。
恩師の中村春雄先生に出席していただき、花束贈呈と記念品を贈呈です。一番の遠方(東京)からの帰省者yちゃんです。
次の遠方(大阪)のrちゃんです。お二人に贈呈していただきました。
そして、先生からの謝辞をいただきました。もともと中村春雄先生は、現代国語で習いましたが、古典文学にも堪能な先生で、卒業式などでは、詩吟も詠じていただき、浪々と詠じられる先生は素敵でした。
今回の祝辞は、紙に自分の想いを書いて来られ、その話をしていただきました。中国の李伯とかの漢詩からのお話でしたが、中々、記憶にとどめて置くことは、難しいと察し、私は、先生にこっそりと、その想いの紙をいただくことに成功しました。
その成功した書き物を独り占めすることは、とても出来ない私は、世話人さんにお願いして、コピーをしてもらい、全員にお配りすることができました。
素晴らしいお話を書き留めます。
『 百歳は古来稀なり
九十は奇とするに足るなし
八十は大いに為すべし
七十は得ること多し 』
◎ 年を重ねるだけでは 人は考えない
◎ 理想を失う時に 初めて老いがくる
○ 自分の晩年はどうあるべきかといろいろ思案する
◎ 自分の人生は、まだ木の芽時だ。
これからが働き盛りとの考え方が必要。
゜ 生死一如とはいうが、人は、、、、
いやはや、素晴らしい同窓会となりました。