お早うございます。帰りました。

2015/07/29

常夏の東京から帰りました。いやはや、やっぱりここ島根の大田の我が家が一番いいですね。私はこの時にいつも帰家穏座(きけおんざ)を感じます。どこに行こうと、どこに迷おうと、本来いるべきところ、帰るべきところが一番安心できますね。これも禅語なのですよ。凄いでしょ。日本人は、とんと昔から、こんな素敵な禅語が溢れていたのですよ。だから、日々の暮らしは、とても貴重で大切なのですよ。命を大切にするようになるのですよ。うふふ。私も、さまざまなことに出会い、心を躍らせて帰ってきました。研修以外でも、空港でもお買い物も、さまざまな人々と、会話を交わしながらです。鞄を見ていると、「ただ今は、半額セールになっていますよ。」「あらら、素敵な手提げかばんですね」「あら。ありがとう。これはね、群言堂の手作りかばんなのよ。」「え!群言堂って、どこにありますか。」「あらら!東京だったら、上野の桜木と、高尾山駅近くと、荻窪にもあるのよ。」「そうそう、東京駅にもあるわよ」「行ってみてね。」あれれ。。私がアピールしていますね。おみやげを買いました。大きいので、手荷物扱り扱いにしました。すると、お菓子のようですがもしかして崩れたりするかもしれませんですが、「はい、大丈夫です。だから箱にしましたから」「では、お預かりします。」「では、お願い致します」空港の本屋さんにも寄ります。店員さんに、今井美佐子さんの本を扱っておられるでしょうか。すると、すぐに書店の在庫ネットで調べてくれました。「生憎、当店では、扱っていません。申し訳ございません」「ごめんなさいね。今井さんの講演を聞いたものだから。」「調べてくれてありがとう」と、何気ない会話が交わされます。こんどは、私のお気に入りのお店に寄ってみました。おかしいものですね。不思議と私の足がそちらに向くのですよ。それは、ドイツのシュニール織の名門ブランド「フェイラー」のハンカチがあるのですけど、どうしても、そちらに向きます。魔法にかかったみたいにです。とうとう、小型のハンカチを何枚か求めました。

そして、いよいよ搭乗口へ行きます。すると、歌舞伎座のお店が出ています。「え!どうして。」すると、歌舞伎座のお店の方が、「この夏期だけ、この空港にお店を出してもらえぬかと頼まれて出しているのですよ」「あら!それでは私はラッキーですね」とうとう、「とみこ」の名前のヒノキと、ヒノキの亀をセットにして、キーホルダーして貰いました。紐も私好みのブルーにして貰いました。そのお店の方は、どうぞ、貴女のご運が益々栄えますようにと、渡してくれました。うふふ。ちょっとの時間なのですが、案外、素敵な会話が楽しめますでしょ。