2015/07/18
朝からどうなるかと心配しましたが、空は霞んで三瓶山も見えません。でも心なしかあたりは明るくなってきましたよ。そして、我が家の庭の剪定が、5人の庭師さんによってみる間に、きれいに整えられています。しいの木も大木ですが、見事にこんもりと、だんだんとバランスよく整います。金木犀も、「この木何の木♪気になる木♪」みたいこんもりした姿の木になりました。山茶花の垣根も、横も縦も真っ直ぐに整いました。つげもキャラボクも、ツツジもさつきも、みんなべっぴんさんです。さぁ!これで我が家の夏の施食会法要が、始まりますよ。施食棚を出して、七夕飾りをして山のもの、海のものを、お供えして、三界万霊のすべての霊を、鎮める法要が、たくさんの僧侶たちによってお勤めがされます。私は、お寺に嫁いで、なんの為に法要などするのかと、なんの意味があるのかと、途方もないことを考えていました。しかし、この行事は、もう何百年も続いていることだとしりました。私ごときのエゴが自分中心で考えることではなかったのです。そう思えば、こんな何百年も続いていることを、みじかにさせていただくことができることは、大いなる感謝だと言える。だから、どの法要も、しっかりつとめさせていただくことになる。有り難いことです。