障がい者虐待防止法施行されているのに!

2015/06/11

平成24年10月1日より「障害者虐待防止法」が施行されました。なのにです。今回も、下関の施設で社会福祉法人さんが、虐待行為を長年し続けていました。平成24年から2年と8ケ月も経過しているのに、何故なのか。社会福祉法人は、特に、この法律が施行されて以来、職員教育に力を注いで来ていたはずなのに。だから、第三者委員さんに入っていただき、リスクマネージメントを実施して苦情解決の義務が課せられていたはずなのに。まったく、お粗末な施設に憤りというか、利用者達のことを思うと、人権侵害も甚だしいと、憤慨しています。私は、こんなニュースや話を聞くと、もう苦しくなります。特に、統合失調症の方達の20年前の処遇は、惨めな者でした。当事者達も、「人間に非ず」の感覚に、辛い思いをしていました。しかし、当事者達は、障害者基本法や障害者自立支援法、障害者総合支援法に法律が整備されてから、障がいの前に「人として」の人間復権が可能となりました。だから、当事者は、やっと、「物申す」ことが可能となったところです。あ~あ、知的障害者施設では、物申すことができない人に対して、暴言、暴力が日常的にやられていたとは、そして、その施設の職員や施設長や理事長も、黙認していたとは。あ~あ! なんと悲しいかや。同罪です。