例えば、亀の子のメンバーに知ってもらうには、どうしたらいいのか。

2015/06/03

本日は、朝から靄がかかり雨が降っています。散歩は取りやめです。こんな雨の日は、読書です。私の机の上には

「雪月花」白州昌子の本が置いてあります。彼女の生きざまが素敵で、私は肖りたいと思っている。雪月花の写真と、彼女の随筆が載っている。彼女の文章のタッチは、てらいも、遠慮も、奢りもない、ありのままのタッチが私を安心させる。ついつい読んでしまう。そのページはいつの間にか、奈良県の大峰山の行者さんのページに入る。不思議なものだ。私のお里の先祖に、行者修行をして、行者さんの御堂まであったと言う。そのことを、里の母は、無性に気にして、行者さんの御堂と金剛杖を見せてくれたことがあった。不思議なものだ。ご先祖さんが読んでいるかもしれないのだ。うふふ、いつか必ずや行きたいところです。こんな調子ですので、私の心は、いつも彼方を飛んでいるようです。そして、亀の子です。亀の子の朝礼は相も変わらず、面白いです。

今朝も、朝礼当番のSさんは、得意分野の松江城の国宝について、素敵なスピーチをしてくれました。とても、いい話だったのですよ。でも他のメンバーは何かしら、「どんより~ぬ」していました。面白くなかったのかしら?

そして、私のスピーチです。私も得意なあじさいの話をしました。「ダンスパーティと言う、アジサイの花を、のほほん利用者のOさんが、自分一人で見るよりも、皆さんと一緒に見たいですので、のほほんに置きますと言って飾ってありましたが、皆さん、知っておられますか。知っているよと言う人は、手を挙げてください」すると、たった一人でした。それも、亀の子のメンバーではなく、のほほん利用者の方でした。スタッフは、全員知っていましたのに。何故、メンバーは知らないのでしょう。

私が、そのダンスパーティーのアジサイのことを、皆様に知らせなかったからだったかも知れません。亀の子には、実にたくさんの「本物」の物が存在します。でも、関心のないことには、心が行きません。

あぁ!失敗失敗でした。 これからは、ちゃんと知ってもらいたいことは、この朝礼で、一人一人に向かってお知らせすることとしました。  人の話をしっかり聞くことの大切さを、これからも実行です。