「前向き」に巻き込む力

2015/05/14

1.日本人の場合「後ろ向き力」はもともと備えていることを考えると、いま必要なのは「前向き力」ともいえる能力だ。

2.自分が没頭するための「前向き力」だけでなく周囲を巻き込むための「前向き力」にもぜひ着目したい。

「どんなときも、楽しいと思ってやること」を意識的に習慣化する。

Ⅱ 「価値提供」を意識する力

1. どのようにすれば信頼関係が構築できるかというと、社会関係資本の理論でも必ず言われているものの一つが「互酬性」で  す。互酬性とは、受けた贈り物などに対して、義務として非等価の贈与を行うこと。日本の「お返し」は、その例です。

2. 「一貫性」である。当たり前のことだが、嘘をつかない。約束を守る。これを意識してやり続けることができるかどうかが当たり前であるだけに、国や人種をこえて問われている。

3.相手に対して常に自分との関係性において価値を感じてくれるかどうか意識することが重要だ。

Ⅲ 「気づきと学び」を高める力

「価値合理」←ーーーー「目的合理」

その典型がCSR(社会的責任)と人材育成

お金の記号にならないものを大切にする発想

価値合理の発想が必要

個人そのものが抽象性、普遍性の高い気づきによって成長するのではないと、自然体でやっているだけでは、人を巻き込んだりはできない。

学習力===学ぶ力の差===学びのレベルを上げる

自分の中だけで仮説と検証のサイクルを回すのでなくそれを発信し共有すること。

Ⅳ 「見える化」を習慣にする力

1. 普段の業務の中でも、常に自分の仕事スタイルを自分の言葉で見える化する癖をつけておくことだ。

2. 自分の仕事スタイルを言語化するのと同様に仮説を言語化する。

組織の雰囲気はリーダーがつくる。仮説の意識化、言語化、常に安定した実績を出すために、

「基本的生活習慣を確立し健康面に寄与付けて体調を自己管理」

3. 仕事で成果を上げようと思ったら、ワークだけでなくライフの習慣化にも目を向けること。

家族との精神的な絆が仕事の基本

4. 前の自分を何度か卒業して新しい自分になっていく、あるいは今の延長戦上ではない次のイメージがわく。

「思いやりのない人物に」に振り回されない。

そして、能力の劣った人物ほど、他人の欠点をあげつらって、何とか自分の優位性を誇示しようと図る人には振り回されないこと。