2014/11/27

もの思う季節の到来です。今朝の朝礼でも、みなさん１分間でも、静かに心を整えることをしていますか、と、質問すると、一人だけ手が挙がりました。彼は、自分の部屋で心を落ち着かせるために、両方の足を結跏趺坐上に坐り、静かに３０分位座るとか、凄いですね。座禅のようですね。こうして、みんなはそれぞれに、自分が自分になるために、努力しているのですよね。

私は、本当に嬉しくなりました。現代社会は、騒音、雑音、さまざまな情報が交差しています。自分が自分になっていないと、いつも、振り回されてしまいます。結局、自分を見失ってしまいます。　案外と現代人は、ここのところが、実はとても肝心なところですのに、気づいていない人の多いこと。そして、「社会のせいだ」「世間が悪いのだ」「国が悪いのだ」「政治家が悪いのだ」「行政が悪いのだ」「あの人が悪いのだ」と、すべて、人の性にして、自分自身を変えようとしない人の多い事。さぁ、さぁ、自分の人生の主人公は、自分です。しっかり、この自分がどうしたいのか、「考えて」「自分はこうしたい、こうなろう」と、目標に向かって、まっしぐらです。

素敵な文章を見つけました。登山者、狩人、釣り人、科学者として、「森」に入り哲人あるいは詩人になって森を出る。

又、気に入ったブログより一句発見でした。

☆　音を観よ　落ちるもみじの　音を観よ　影にとどろく　千手の菩薩

☆　裏をみせ　表をみせて　散るもみじ