お早うございます。人が育つことがいかに大切か。目からウロコです。

2020/11/30

現代の日本人は、遥か遠い昔から、沢山の恩恵を頂き、今日に、生命を頂いたのか、「尊い命」を頂いているのか、その重責を感じていない人々が如何に多いか、とても悲しい気がしています。何故なのだろうか。頭では、「はい。基本的人権の尊重です。」と、観念的には、大概の人は承知しています。よく言うのは、「頭では分かっていても、実際は分かっていない」ことになり、独りよがりな人が多いわけです。「論語読みの論語知らず」と言われたりしていますし、「頭かぶんす」などと言って居ます。そして、そんな難しい事言いなさんなよ。とか言います。そうです。日本人の普通の人は、「自分の利益を第一に考えますので、抽象度の高い、政治の話しなどは、難しい話として、理解しようとはしませんね。」基本的には、自分の懐具合を第一に考えます。日本人は、具体的な話が好きですね。抽象度の低い話が好きです。」しかし、我が国は、明治の頃の人々は、「少年よ大志を抱け」などと、「大局観と、戦略がありましたね。」「故郷に錦を飾る」と、先人達の話を聞いて来ましたね。私の母親も言って居ましたよ。戦後の、昭和21年4月10日に、戦後初めて衆議院議員総選挙が行われ、女性が初めて投票しました。39名の女性国会議員が誕生しました。

だから、私が育つ頃は、祖父母も両親も、とても政治については、一生懸命、国会や、県議や、地元の市政については、感心が高かったですね。そうして、令和になった現代社会は、とても、空虚な感じがします。関心が、何故こうもないかと、呆れてしまいます。

私は、何故、日本人は、こうも、政治を考え無くなったのかと、考えてみました。まるで、骨抜き人間のようです。そうそう、何年か前にローマ法王が日本に来日されたときに、講演をなさったとか、その講演の資料見ることがあり、驚いたことが有りました。それは、日本人は、ゾンビのようです。と。そして、政策の中にも不思議なことに、「他人ごとではなく、我が事として。」そうなんです。日本人は、骨抜きになり、自分の「根っこ」が定まらず、フラフラしているのです。だから、責任をとります。といっても、何に責任をとるのか、「言い訳」を述べるばかりです。そう言えば、ここ最近まで、不正が発覚した場合に、テレビのニュースに、「申し訳ありませんでした。」と、言って、頭を下げるニュースが出ていました。

そう言えば、日本の政治家も、「嘘を平気でつきますね」。有名人も、平気で悪い事をして居ますね。どうして、こんなことになったのでしょうかね。 え !!   日本人が劣化したのですか。 そんなこと。申し訳ないではありませんか。ご先祖さまに対して。。

でも、最近、ひどいよ。 私は、何故、どうして、やっと、たどり着きました。戦後の教育に至りました。

やっぱり、日本が敗戦して、アメリカ合衆国さんの、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による日本占領の基本方針に洗脳されてしまったのです。それも、占領政策ー3R. 5D,   3S  政策  ~昭和の教育がズタズタに曲げられ、人間的な教育が失われた。~

日本帝国憲法を廃棄して天皇を元首から引き降ろし、新憲法を制定してこれを象徴にする。皇室、国家と厳 密な関係にあった神道を国家から切り離す、国旗の掲揚は禁止する。教育勅語も廃止する。これにはかなり抵抗がありましたが、GHQのひとにらみでダメでした。だから、日教組もこれに迎合しておかしな活動が生じました。もう、75年も経っていますのに、まだまだ、後遺症が続いています。ここ、最近でも、大阪の学校を卒業したメンバーの中には、天皇陛下は「そしな」」だと、悲しい事を言った人がいました。

そして、戦争は、いつ終わったのかしら。と、問うと、「僕は平成生まれだから、分かりません。昭和58年ですか。」と、私は、悲しい事を聞くことが多くなり、とても、辛い悲しい思いでいっぱいになっていました。

だから、この度、教育は大切なのだということを、心底思ったところでした。