11月23日、勤労感謝の日です。そして、昔は新嘗祭と言って居ました。そして、一葉忌でした。

2020/11/25

新嘗祭とは、「天皇が新穀を天神地祇に勧めて神を祀り、身ずからも食す」その年に収穫された穀物(新穀)を神に勧め神に祈る行事です。現在の勤労感謝の日の「生産を祝い」と結びつきます。戦後はこの新嘗祭は皇室典範に記載されていた儀式から外されて、法的にはこの儀式を行う必要はなくなったわけですが、皇室に於いては重要な宮中行事として、継続されています。今年も、23日の夕方から始まり翌日の未明まで行われました。そして、季語に使われる一葉忌なのです。初冬の季語です。樋口一葉の命日でもあります。本名は奈津といいます。私は樋口一葉の五千円札がとても気に入り、うふふ。五千円札が舞い込むと、違うお財布にそっと、貯めたりしています。うふふ。なんかお金持ちになった気持ちになるのです。なんと、黒柳徹子さんも、この樋口一葉の五千円札を貯めていると聞いたことが有ったのですよ。面白いですね。

さてさて、今日は「歴史に学ぶ」として、お話をすることができました。実はここ大田市は宝の山なのです。何故、宝の山なのか、お話をすることができました。今現在は、2020年11月25日ですが、この本日只今は、実は、縄文の時代からずっと、続いている命を私たちは頂いています。しかしです。今日の皆様は、「本日只今で、宝の山に囲まれて暮らしているのですよ。」と、お話をしても、皆様、「俺は関係ないです。」と言う顔をしておられます。といいますのが、水はある。空気はある。食料もある。電気もつく、水道も「ひねるとじゃー。」その昔は、「お爺さんは、山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に」と、体を動かして暮らしていました。現代は如何でしょうか?洗濯機があります。炊飯器が有ります。掃除機が有ります。テレビはあります。自動車があります。コンビニがあります。本当に身の周りは、便利な物が溢れています。それでも、人間は、「もっと、もっと、もっとと、欲張りです。」うふふ。切りがありません。どうも、皆さんの顔を見ると、とても満足しています。と言う人は、いません。そこで、質問です。「皆さんは、恵まれて、不自由なく暮らしていける環境にいます。」「幸せだなぁ。と、思っている人は手を挙げてください。」と、問いかけました。

あぁ。一人も手を挙げる人はいませんでした。実は、お話をさせていただいている私だけが「幸せです」と、手をあげる始末です。

私は、私の話し方がまずいのだなぁと、思いました。そこで、私は宿題を出しました。「施設長は、本日只今が大田市は「宝物」の宝庫で、とても素敵な所に暮らせて、ハッピーだ感じています。」「何故施設長は、幸せだと感じるのか、そして、自分はなんとも思わないけど、何故なのか。家に帰って考えて欲しい」と、宿題を出しました。