2020/06/29
今朝の朝礼の事です。担当職員が「時は金なり」って、言いますが、知っている人は?どうも大方の人が分かっているようです。ついでに、「金」と「心」は、どっちを取りますか。すると、皆は「心」です。と、答えが返ってきます。やっぱり、日本人だなぁと、思います。何故でしょう。どうも、日本人は、「清貧の思想」とか、「貧者の一灯」とか、「武士は食わねど高楊枝」とか、「襤褸(ぼろ)は着てても心は錦」とか、日本人の美学をしきりに言っていましたね。しかしです。ここ最近、政治家の方達は、タガが外れたように、「お金に目が眩みだしました。」日本人の美学が、何処へ行ったのでしょう。
本当に油断すると、もともと持っていた美学は、緊張感が失えば見事に脱落するのです。本当に危ういものです。本当に不思議なのですが、人間様は、いつも過去に感謝、未来は希望、現在は緊張の舞台で生きていくもんだなぁと、つくづく、この年を迎えて、よりそう思う私がいます。だから、いつもは、立派な事を言う人は、実践が伴っての事だと言う謙虚さがないと、人には信用されないのになぁと、思います。
私は、歴史が好きでしたので、U=CANの生涯学習にて、学び直しの歴史講座を学んでいるのですが、何故、キリスト教が入り込んだのですか、本当の狙いは何ですか?と、質問をした事がありました。その講座には、その事が書いてなかったのです。子供の頃の学校の教科書にも書いてありませんでした。だから、学校の歴史は、面白くありませんでした。歴史が好きになったのは、小説は、大方の武将の物語は読みましたね。日本の武将ばかりでなく、外国では、イタリアのローマ帝国の物語も好きでしたね。勿論、日本の戦国史も好きですし、フランスのマリーアントワネットも好きですし、特にジブリのアニメ映画が好きでしたので、魔女の宅急便などは、もうワクワクでしたね。NHKの「大河ドラマ」は、子どもの頃から見ていましたね。両親も好きでしたので、両親からは色んな武将の話を聞きましたね。子どもながらに、面白かったものですね。日本中の城や、寺院や武将や姫のお墓や、銅像や実際の合戦跡などなども、この年になりましたので、結構行きましたね。北海道から沖縄まで、様々な物語の武将のお墓や、銅像や、お陰様で、お線香を持って参らせてもらいました。
だから、昨日のNHKの11時からだったでしょうか、バチカンの書類を後世に残すとして、日本人がその研究室にいて、その仕事に携わっているという。凄い話でした。その書類に、戦国時代にキリスト教が何のために日本に行ったのか、その「狙い」が書いてあったという。そのバチカンに、キリシタン大名の高山右近が壁面に書いてあった。 本当だったら、小学校や、中学校、高校の教科書に書いてあれば、もっともっと、日本史や世界史が好きになっていただろうにと。そして、我が国の、本当の姿が見えてきただろうに。
先人達の、並々ならぬ、悪戦苦闘の歴史をありのままに知れば知るほど、我が国の凄さを感じます。愛すべき我が国を、私たちは、もっともっと、孫末代に伝えていきたいものです。