2024/10/24
私の部屋のロッカーに、ぶら下げていて、時々、ハンカチ代わりに使っていた。もう、長年の事なので、気にもせず使っていた。そこで、今日はそのタオルを出して広げてみた。還暦の時だから、もう、16年経過しています。
あの頃は、「本当だなぁ、歳を取ったら、こんな風に生きたいなぁ」なんて、軽い気持ちでした。今日は改めて、何が書いてあったのか、書いてみよう。一番から六番まであったのだ。なるほどと、合点しています。
一番・年をとったら、出しゃばらず、憎まれ口に、泣きごとに、人のかげ口、愚痴をいわず、他人のことは、ほめなはれ、聞かれりゃ、教えてあげてでも、知っていることも、知らんふり、いつでも阿呆で、いるこつちゃ
二番・勝ったらあかん、負けなはれ、いずれお世話に、なる身なら、わかいもんには、花もたせ、一歩さがって、 ゆずるのが、円満にいく、コツですわ、いつでも感謝、忘れずに、どんなときでも、「へぇおおきに」
三番・お金の欲を、すてなはれ、なんぼゼニカネ、あってでも、死んだら、持っていけまへん、「あの人は、いい人やった」、そないに人から 言われるよう、生きているうちに、バラまいて、山ほど徳を、積みなはれ、
四番・というのは、それは表向き、ほんまはゼニを、離さずに、死ぬまでしっかり、持ってなはれ、人にはケチと、言われても、お金があるから、大事にし、みんなベンチャラ、いうてくれる、内緒やけど、ほんまだっせ
五番・昔のことは みな忘れ、自慢ばなしは、しなはんな、わしらの時代は、もう過ぎた、なんぼ頑張り、力んでも、体がいうこと、ききまへん、あんたはえらい、わしゃあかん、そんな気持ちで、おりなはれ。
六番・わが子に孫に、世間さま、どなたからも、慕われる、えぇ年寄りに、なりなはれ、ボケたらあかん、そのために、頭の洗濯、生きがいに、何か一つの、趣味をもって、せいぜい長生きしなはれや。
うふふ。改めて、書いてみると、合点合点です。そして、いやはやです。本当に人間様の一人一人の一生の人生をどう生きて行くのか、どう生きて来たのかと、人生の道しるべです。私は、お陰様で、大勢の人達と出会いっています。特に、沢山のメンバー達の一人一人の生きざまを、見てきました。その都度、「自分の人生の主人公は誰❔」と、問い続けてきました。そして、「自分の人生の主人公は自分だ」と、大方のメンバーは答えてきました。
しかし、「自分の人生の主人公は自分だ。」と、言いながら、「自分が主人公だから」を強調し、「わがまま」な自分と、気づかないメンバーが存在する。さして、「人と比べて」自分の立ち位置を、優位に立つ人は、「天狗になり、協調性を失う」、相手と比べて、劣ると思うメンバーは、被害者意識が強く、不安感が増長し、マイナス思考が、多くなり、引きこもりになりがちだ。私は、こんな時、金子みすゞの「みんな違ってみんないい」に気づくように促す。 どうも、現代人は、人の命は「大御宝・おおみたから」を、ご存じないからだと思う、私がいる。
やっぱり、日本人の「根っこ」の教育が間違ってきた性だろうと、私は気づいた。