2020/02/04
24節を書いてみることにします。先ず本日の立春から始めます。雨水・啓シツ・春分・声明・穀雨・ここまでが「春」です。立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・ここまでが「夏」ですね。立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・ここまでが「秋」ですね。立冬・小雪・冬至・小雪・冬至・小寒・大寒・ここまでが、「冬」ですね。ここで、面白いのは、お隣の中国は、2020年の春節は、1月25日ため、1月24日から1月31日頃が休日になっています。ここ日本でも、この春節を見込んで、中国人の観光客を期待していましたが、緊急事態が発生しました。なんと、新型肺炎ウイルスが、猛威を振るっています。それも、世界中に広まっています。発生現場は、武漢市です。それも、日本人も滞在しています。政府もやっとのことで、専用飛行機を飛ばして、3往復にて、帰還されましたが、その中には、感染者もおられました。そして、感染を防ぐために、全員が、病院などで、隔離状態です。もうもう、緊急事態発生です。政府も、こんな時こそ、緊急事態発生にて、力量をフルに発揮してほしいものです。水際で、シャットアウトしてほしいものです。日本人の命を救うためにもです。ほんと、「ボっと、生きてんじぁないぞ !!」と、叫びたいですね。だから、私も、いつも、マスクをして、予防しています。さてさて、今日は、2019年(令和元年)10月22日に亡くなられた、緒方貞子さんについて、書いてみたい。この間求めていた「書物」です。「共に生きるということ」緒方貞子著です。その一ページの中に、20世紀という時代は、世界が大きく動いた。20世紀の始まりは、日本という小さな島国は、開国してどんどん近代国家になってきました。日本や西欧諸国は、それぞれ紛争や戦争を乗り越えながら成長してきました。良い方の歴史認識をはっきりと持ちながら、物事を進めていってほしい。日本は世界のリーダーシップをとっていくべき国であり、人々なのだろうと思う。難しい状況の中、立派に生き抜いてきたのだから、日本の皆さんには、それだけの責任を広く持っていただきたい。21世紀は、自分の事だけを考えていたのでは、生きていけません。科学技術等々の様々な進歩で、世界の交流がもっと深まっていくと思います。その中で、どれだけ対応して生きていけるか、ということではないでしょうか。緒方貞子さんは、色紙に書かれた言葉が載っていました。「人間らしさに徹底(てってい)せよ」 【 be humane 】というのは、「人間らしさ」のことです。
いろいろ迷いや問題が起こる中で、人間が、人間らしさを守ることによって、人間性というものを持っていられるんじぁないかと思うんです。私は、善を持っているのが人間性だと思っています。この世の中には、あまりにも多くの不正や悪がありすぎますが。。歴史に学び、他者に学び、そして常にやっぱり先のことを考えて暮らしていかなければ。自分のことだけでなく。100年後のみなさんへの詩が載っていました。
十年、二十年後はいざしらず、 いろんな試みを続けていくと思うのです。
百年後というのは、 その中で、日本も様々な形で、
想像を絶する遠い将来ですので、 いい考え方、いい試み、多様な幸せの在り方を打ち出して、
グローバル化の結果、 他を引っ張っていける
その時にまだ「国」が残っているのか、 立派な人々と、
「地域」が残っているのか、すら分かりませんが、 国であって欲しいと思っております。
人間が生きている限りは、 緒方貞子(おがたさだこ)
私は、この書物を読んで、なんて、素晴らしい人だったのだろう。こんな方が、「日本人」なのだと、改めて、日本人に生まれて良かったと、自信をいただくことができました。とても、感動させてもらいました。