2024/01/25
今朝は、大雪でしたので、親和会の新年会が開催されますかと、亀の子の職員は心配していました。私は、親和会から、何の連絡もありませんでしたので、「ありますよ。」と、答えていました。すると、親和会の皆様方は、ちゃんと時間通りに来られました。10時からでしたので、会場にお邪魔しました。計画としては、新年会には、「施設長のお話し」と、なっていました。そして、終了後は、亀の子のA型事業所の「うどん処大田」で、うどんを食べようでした。私は、何をお話しようかと、考えていましたが、「国譲り神話」のお話をしようと、日本の神話物語の絵物語がありましたので、それをコピーして準備していました。そして、早速に始まりです。会長の挨拶が終わり次第、お話を進めました。9時過ぎから「はじまり。はじまり。」です。「国譲り神話」を知っておられますか?から始まりです。親和会の皆様方は、「国引き神話」は、知っているけど、「国譲り神話」は、おぼろげでした。そこで、この島根県という土地は、古代はとても勢力の強い国だったのですよ。この日本列島では、「出雲族」と、「高天原」族の二大勢力があったのです。この出雲族は、大国主の神であり、高天原族は、関東地方の豪族で、今の茨城県です。そこの鹿島神宮の武甕槌神(タケミカヅチノカミ)が、「国譲り」を迫ります。
国譲りとは、出雲系の支配域が高天原の天孫族に譲られたことになるのです。という事は、出雲文化圏を中央の集団が自分たちの天照大御神への信仰という色に塗り替えようとしたということです。
大己貴神(大国主神)は国譲りのための条件を伝えます。
その一番の条件とは、大国主神は今後は幽界を治める。さらに大国主神の宮の造営を(鹿島神宮よりも高い宮の造営)をお願いしています。いくつかの約束を条件に加えます。大国主神は、条件に満足して「根の国」に降ります。根の国とは、地下の国ということです。大地の下にあります。出雲の神々が、銅剣、銅矛、銅鐸を埋納した場所と通じています。ふむふむと、とても熱心にお話を聞いて下さり、とても明るい楽しい、新年会となりました。
私も、最後に皆様方に「合点」していただきましたでしょうかと聞きましたら、皆さま「合点」していただきました。結局11時過ぎていましたので、皆さんとご一緒に、「うどん処大田」に行きました。ウフフでしたよ。行列のできる「うどん処」でした。とても美味しかったです。幸せ万金丹でした。