2023/07/11
なるほどと、合点の言葉があった。それは、私の愛読書の坂東眞理子さん(1946年生まれの方です。現在は昭和女子大学総長をやっておられます。)私と同い年回りなのです。後期高齢者の仲間いりです。
その坂東眞理子さんは、「笑顔は最高のお化粧」、「心の健康を保つためには笑顔が一番大切」、「心身が丈夫で笑顔の多い子が国際舞台でも活躍する」と、笑顔の大切さを真摯に説かれています。
人生は、「和顔愛語」でうまくいく。そして、自分が自分のことを好きではない。そういう状態の人は、なかなか「和顔」は出てきません。「和顔」であるためには、まず、自分自身に自信を持つ。「悪いところばかりじゃないよ、良いところもあるよ」「まぁ頑張ってるじぁないの」と。そう考えることが大事た゜と思います。なるほどなぁ。と。自分の人生を振り返ってみると、つくづく実感します。幼いころの十代。うふふ。はちけていましたね。(遊びすぎて、茶碗を抱えて、こっくりさんでしたね。)思春期もはちけていましたね。そして、二十代。人生の転換期でしたね。三十代は、子育てにまい進でしたね。そして、四十代は、子どもも成長して、親離れ、子離れでしたね。そこで、自分は何をめざすべきか?と、悶々とします。
人民は「大御宝(おおみたから)」と。病院の主人公は誰?と。そして、「自分の人生の主人公はに気づく」それは、理想だと。しかし、理想を実現するのが、私の目指すべき目標と気づく。そして、五十代に突入。具体的に、一つ一つ、何をどうすればいいのか、実践舞台だった。そして、六十代に突入だった。この六十代で、気づいたことがあった。「いい母は卒業。いい妻も卒業。いい嫁も卒業。最後のいい女は、これからだ。」と、誓った。そして、70代に突入した。「世のため人のために役立つ人になりたい」と、そして、75歳の後期高齢者に入った。となると、まさに人生は、「いろはにほへとちりぬるを」だった。
こうして見ると、論語の『子(し)曰(いわ)く、吾れ15にして学に志す。30にして立つ。40にして惑わず。50にして天命を知る。60にして耳従う。70にして心の欲する所に従って、矩をこえず。』
論語とは、孔子とその弟子たちの間で交わされた言葉を孔子の死後に弟子がまとめたものです。
孔子は、私は15歳で学問の道に入ろうと決めた。30歳で学問に対する自分なりの基礎を確立した。40歳で戸惑うことがなくなった。50歳で天命を悟った。60歳で何を聞いても動じなくなった。70歳になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった。
実に面白いでしょ。