お早うございます。

2020/01/14

今日は、亀の子では、初釜の日です。だから、私も着物を着てきました。そして、午後からは、伝統行事の「五十猛のグロ」に参加するのですよ。昨日は、13日祝日の成人の日でしたね。その昔の成人式は、20歳よりずっと前に行われていました。現代と同じ20歳で成人式が行われるようになったのは、戦後のことです。1946年埼玉県蕨市で開催された「青年祭」が、全国に広まり1949年の1月15日が「成人の日」と制定されました。成人の日を1月15日に定めたのは、元服の儀を新年の最初の満月に行う風習がありそれがに由来しています。とはいえ、現代の暦では1月15日満月とはかぎりませんね。その後、西暦2000年の祝日法改正(通称。ハッピーマンデー法)により「成人の日」は、1月の第2 月曜日に変更になりました。だから、私なんぞは、1月15日が、頭に沁みついています。そして、地域によって、成人の日は、まちまちなのです。ここ大田市では、「成人の日」は、1月4日が定番なのです。女性は、振袖を着ます。何故、振袖を着るのでしょうかね。実は、お振袖は、未婚の若い女性の礼装は振袖なのです。成人式は、冠婚葬祭の「冠」にあたる儀式ですので、最も格式の高い場となります。だから、女性は礼装となる振袖で臨むのがマナーというわけです。オホホ。今気が付く「あんぽんたん。」でした。と言う私は、昭和42年が成人式だったのですが、母親は、総絞りのお振袖を作って待っていましたのに、私は、ベルベットのケープ付きのワンピースを着て、出席したのです。何故かというと、成人式終了すると、直ぐに、遊びに行くためでした。出雲大社から日御碕へ車でドライブしたようです。全く、破廉恥な娘だったようです。「お母さん。ごめんなさいね。」うふふ。もう、当の昔のことですので、時効でした。いやはや、時は「あっという間に過ぎ去りますね。ついつい、とんと昔を思い出しました。

そうです。今日は、初釜なのです。それも、今日のお菓子が、亀の子を立ち上げたときに、田儀の井山屋製菓店(花馬饅頭本舗)にて、花馬饅頭の上に亀の焼き印をお願いして、作ってもらっていたのです。だから、何かの行事があるたびに、そのお饅頭をお願いしていました。今回は、久しぶりでしたので、どうかなと、心配していましたが、どうも、焼き印が見つかったようで、花馬饅頭の上に亀がしるされていました。さぁ。皆は、解かって食べていただいたのやら。私は、とても、嬉しくて、ようこそ、ようこそ、お目にかかれて嬉しいございますと、懐かしみながら、いただいた所です。嬉しいですよね。お饅頭一つでも、ちゃんと、物語があるのですよ。そして、この花馬饅頭本舗も、歴史があるのですよ。創業は明治35年の老舗なのですよ。