2022/03/23
一畑の大型バスが、久々に、当亀の子の中庭に入って来た。なんか、嬉しくなりますね。コロナ禍の中で、なかなか、課外活動が出来ず、悲しい思いをしていましたが。やっぱり、心が外に向かうことは、いいものですね。
皆で、「行ってらっしゃい!!」と、手を振って送り出したところです。
昨日の新聞に、「精神科の強制入院縮小へ」厚労省、将来の廃止視野
何々、いやはや、精神病院の入院患者数は、私が亀の子を立ち上げる時は、35
万人だった。(1995年の事だ)。この新聞の数値は、精神科の医療保護入院の患者数が記載してあったが、この表では、とても見ずらい表である。何故かと言うと、精神科の入院形態は、自傷他害のある場合は、都道府県知事らの権限で、強制的に入院させる「措置入院」がある。本人の同意に基づく「任意入院」がある。医療保護入院とは、精神科の医師が家族らの同意を得て患者を入院させる「医療保護入院」がある。ならば、現在の入院患者は約27万人となっている。
折角だから、この入院患者数の27万人の中の、医療保護入院は、幾ら、措置入院は、幾らと、任意入院は、幾らと、表示してもらえれば、なるほどと納得がいく。
折角なことには、色も付けてあるのに。厚労省も、もっと親切に表示してもらいたいものだ。いやはや、残念だった。と言うのは、1995年から2022年経過して、27年も経過しているのに、その入院患者数は、8万人しかに減っていない。
相も変わらず、世界でも、入院ベット数は、我が国が、断トツでベット数が多い。
今回のコロナ禍においても、ベット数が世界で断トツなのに、病院のベットは、疲弊していた。そして、精神科では、コロナ禍の中での、コロナ対策は不可能だった。世界で一番ベット数が多いのに、機能していないことになる。疑問を呈する人がいなかったのか。そして、虐待についても、福祉施設や雇用主には、障がい者虐待防止法で通報が義務付けられている。しかし、医療機関は対象外になっている。
私は、悲しい限りです。一向に埒があかない、何故なのか、まだまだ、この悲しい思いが続くのだろうか。 しかしです。当亀の子は、今日は、先進地視察に出発しました。希望を信じて。