2022/03/15
お気に入りの私のブログ友からの、弥生の3月のページは、春の妖精達が溢れています。今回は、出雲の立久恵峡なのです。ユキワリイチゲも群生しているようです。
そして、湖岸の立久恵峡の絶壁の岩肌の下には、霊光寺というお寺もあります。そこへ行くまでには、五百羅漢さまや、お地蔵さまが千体は、並んでいます。それはそれは、見事なことです。どうも、その沢山のお地蔵様は、大正時代に安置されたという事です。どうも、その景観は、九州の耶馬渓に似ているようです。
実は、我が家の曽爺様が、昭和の初めごろに、その霊光寺のお寺の住職をしていたらしいのです。私は昭和50年頃にその霊光寺に御参りしたことがあったのですが、あの頃は、住職さんも居られ、本堂にあがり、お茶をご馳走になったことがありました。確か、傘をさしたような感じでしたね。永平寺の傘松閣を思い浮かべるのですよ。あの頃は、庫裏もありましたね。古い古いお寺だったようです。そして、奥宮があり、開山供養塔も安置してあるようです。
そうですよね。時代は、刻々と過ぎ去っていきますものね。私が子供の頃は、立久恵峡は、観光地でしたからね。電車が通っていて、電車に乗るのが楽しみでしたね。調べて見ると、昭和7年から出雲今市から出雲須佐間が開通した。昭和39年7月18日集中豪雨にて、営業停止となり、昭和40年2月に復旧叶わず廃止となった。
そして、私は、北三瓶地区から、出雲に抜けるのには、いつも立久恵峡を通って、出雲に出ていたのです。しかし、立久恵峡まで行かずに、トンネルが出来たので、その道で行っていましたが、今では、山陰道が出来て、出雲までは、あっという間に行けるようになりました。いやはや、着々と進化していきますね。