ここ亀の子は、いつもハードと、ソフトの両輪がうまくいかないと転覆だと言っていました。

2022/01/27

これって、渋沢栄一の言葉を借りるとすれば、「論語と算盤」だと言えるかな。「論語」とは、道徳で、「算盤」は、利益を追求する経済活動の事です。「利潤と道徳を調和させる」と言う経済哲学ですね。

となると、私は昔から、歴史が好きでしたので、この亀の子の福祉事業でも、この「論語と算盤」が気になっていました。だから、「ハード」は、経営学「財務管理」と、「ソフト」は、慈悲心・道徳・幸福論を調和させ、稼働するものだと思ってきました。だから、ハードはソフトを超えることはないと、思っていた。

私は、実は、その事を、以前から、この大田市の群言堂の社長の松場大吉さんから、聞いていた。

今回、ふるさとづくり大賞、総理大臣賞を頂かれた、群言堂デザイナーの松場登美さんの書物が手に入った。その本は、「過疎再生」奇跡を起こすまちづくりだった。その書物の中に、ちゃんと、数字で表記してあった。『経済49%・文化51% 』と。私は嬉しくなりましたね。経済より文化が勝つ1%の差は、理念ですね。高い志があれば、経済が文化を壊すことはない。ここですね。

となると、今の日本人社会の中で、伝統・文化が軽く見られるような軽率な日本人が増えて来たのか。私は、この新型コロナウイルス感染症の歴史的惨事から、もしかして、我が国の、本来の「国益」を考える時の警鐘を鳴らし、諭されているのではないかと、考えてしまいます。どうも、政治家も、外圧の煽動に煽られて、本来の自国の「国益の志」が欠けているように思えてなりません。

地方にいる、一市民も、今回の天皇家の秋篠宮家の真子さまと、小室圭さんのご結婚についても、もっともっと、思慮深さが必要な事だと思われましたね。そして、真子さまの記者会見にしても、思慮深さに欠けましたし、真子さまの国民に対してのお言葉も、悲しい限りでしたね。

マスコミの餌食になったようで、日本国民としては、悲しい限りでした。真子さまにお願いしたいことは、日本国民として、「やまとごころ」を持ち備えた、品格ある女性で有って欲しいですね。