お早うございます。裏を見せ、表を見せて散る紅葉 良寛

2021/11/30

私はこの句がとても好きですね。とかく、この世は、表ばっかり見る人、そして、裏ばっかり見る人と、さまざまです。自己中心的な甘えた人間様が、とかく、目立ちます。「私が、私がと、」と、言う人は、よぉーく観察してみると、態度で分かります。もう、前のめりになっています。どうも、政治家にも、経済界にも、結構居られます。①自分だけに、目を向けてね。自分が良ければ、了解です。②今だけ、この今だけ、瞬間も、甘い汁を吸うと言う。(後のことは知らない。)③お金だけ、お金が入れば、儲けもの。お金が入れば手段を選ばず。(汚い金にも手を出す)実は、この、「自分だけ・今だけ・金が一番」の人々が、どうも、この地球上にのさばってきています。そして、このコロナ禍の中で、その強かなやり方が、顕著に見えてきました。世界を見渡すと、どうも、「我が国・日本」が、狙われています。と言うのは、我が国は、「自分だけ・今だけ・金だけ」とは、真反対なのです。「みんなと共に・未来の子どもたちの為に・徳を積めよ(真心)」日本人の精神なのです。私は、何故こんなことになったのか、常に不思議でした。私が記憶しているだけでも、「世の為人の為になるように生きよ。」と、明治生まれの祖父母からの教えだった。大正生まれの両親からは、利他行・武士道精神・大和魂・「物は大事にせよ」「もったいない」「お互い様」特に、母からは、「させてもらえる側になる事は有難いことだよ」 という事は、現代人の日本人は、大方、その心が染みついているように思う。この真心は、日本人のDNA(遺伝子)に組み込まれています。今日のカレンダーに、こんなことが書いてありました。

【人の行く 裏に 道あり 花の山 】素敵でしょ。

逆に一歩 退(ひ)いて もっと 静かな 美しい楽しみを見出す工夫をしてみることを忘れてはならないよ。なのです。

だから、私は、寄り道、回り道、が大好きなのです。特にの野山には、思いもかけない出会いがあります。