2021/11/01
秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)
濃(こ)いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は、
山のふもとの裾模様(すそもよう)
作詞・高野辰之 作曲・岡野貞二
日本の童謡・唱歌です。1911年(明治44年)の「尋常小学唱歌」第二学年に掲載されたのです。うふふ。今から110年前に作られた唱歌なのですよ。今の日本人も、皆みんな、歌いますよ。私は、とてもとても感激しているのです。
と言うのは、私のおじいちゃんおばあちゃんが歌い、私の両親の父母も歌い、私も歌い、私の子供も歌い、その子どもの子供も歌います。素敵なことだと思いませんか。そう言えば、私がお嫁に行き、明治生まれの大祖母が居ました。その大祖母は、晩年に、足が立たず、寝たきりになりました。そこで、私は、おばあちゃんと、一緒に歌を唄っていました。おばあちゃんは、実にしっかりと、歌うことが出来ました。「さくら」「ふるさと」「春よ来い」「春の小川」「おぼろ月」「とおりゃんせ」「花いちもんめ」「かごめかごめ」「あんたがたどこさ」うふふ。やっぱり、日本人って、素敵だと思いませんか。
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