お早うございます。

2018/11/29

昨日は、9時30分に出発して、益田に向けて行きました。2時間半は、かかるだろうと向かいました。仁摩からの山陰道を通り、江津からも高速を使い、浜田からも高速を使い、そして益田へ向かいましたが、もう11時過ぎには到着しました。2時間もかからなかったことになります。ちょうどお天気も良かったので、山陰道の山々は、紅葉が綺麗で、錦繡の山々は、素晴らしいものでした。私はうっとりしながら魅入ってしまいます。連れ合いの夫は、今日は運転手としてご案内をしますからねと、優しいことです。うふふ。有り難いことです。早く着きましたので、グラントアに行くことにしました。グラントア「美術館と劇場という芸術基地」赤瓦が素晴らしくふんだんに使ってあります。そこのレストランにて、テラミスとHotで休憩です。少しリッチな気分でしたよ。着物を着て行きましたので、何となく気分も爽快です。木綿の縞の着物に紅型作家の友達が作ってくれた帯を締めました。着物も、気取らずに、カジュアルにしました。道行コートは防寒コートを出していましたが、里の母親のがちょうど季節的に良かったので、その道行コートを着て行きました。うふふ。里の母親が応援してくれているようで、とても安心して、お話をすることが出来ました。そして、いよいよ約束の時間に、石見高等看護学院に行くことができました。全学年学生が112名です。大研修室にて、人権問題研修の始まりです。私の標題は「地域精神保健福祉と人権について~生きる意味は幸福~13時10分から14時35分をめどに話を進めました。時計を忘れてきましたので、副学院長の加藤女史に懐中時計をお借りて始めました。全学年生は、全て平成生まれの方達です。私はとても楽しみにお話を進めていましたが、日本国憲法の三原則の話や我が国の歴史的史実については、「あぁ。そんなことは、聞いていたような聞いていないような、ピンときませんね。知っておかねばならない事ですか。覚えなければいけませんか。面倒くさいことですねぇ。もう、僕たちが私たちが生まれていなかった時のことでしょう。そんな難しいこと分かりませんねぇ。」と、全学年生徒から、聞こえてくるようでした。イタリアのバザーリアのお話をさせて貰った時も、イタリアは30年で、精神病院をゼロにしました。このことをイタリアの国民は皆さん知っています。しかし、我が国は、先進国でありながら、精神病院の入院患者は、世界一で、断トツです。しかしです。我が国の国民は、そのことを知りません。では、皆様にお尋ねしますが、そのことを知っていたなぁと、言える人は、手を挙げてください。と、尋ねました。全体を見渡して見ると、チラホラと、手が挙がっているほどでした。私は、やっぱり、みんな知らないのだ。と、悲しくなりました。最後に、全生徒さんに、ハガキを二枚プレゼントに準備して来ましたので、差し上げることが出来ました。それでも、何とか15時には、終えることが出来、安堵したところでした。

そして、今日になって、反省してみると、平成の生まれの人達に、過去の歴史を教えて来なかったのは、私たちの責任だなぁと、つくづく実感したところでした。平成も、もう終わり、新しい元号になろうとしています。

気が付いた大人から、次の世代に、我が国の真実の歴史を伝えていくことが必要だなぁと、肝に命じた処でした。

そして、今朝の朝礼でも、職員達にも、日本の本当の歴史を伝えて行ってくださいねと、お願いしたところです。