2018/09/26
今日も、私のお気に入りのブログ拝見です。すると、波根駅に芥川龍之介が降りて、駅前の宿屋に泊まったとのことです。へぇ!大正4年に山陰線が小田駅から終着駅として石見大田駅が開業しているので、たぶん、その頃に来られたことでしょう。そして、大正6年5月に仁万駅まで伸びています。私は、こんな話を聴いていました。松江から汽車に乗って、石見大田駅を通り、静間駅に向かう時に、長久村を通過すると時に、荷物を落とすから、受け取って欲しいと、頼まれて、受け取った事があるのですよ。私は小学生でしたよ。ってお話をして下さった方が居られました。私は、お気に入りのブログから、とんと昔が想像できるのです。そして、大正時代の波根村には、波根湖が存在していたのです。その話は、私の母親が話してくれていました。波根湖の周りには旅館も建ち、小舟も浮かび風流だったよ。昭和17年~18年頃に、波根小学校の先生をしていたころのことです。では、いつ頃から開拓されたのだろうかと調べてみました。江戸時代初頭の頃から開拓が始められていました。1762年に石見銀山領の代官であった川崎平右衛門が波根湖の新田開発と掛戸水路の改修を実施し、その後も代々に渡って新田開発が行われました。1941年に計画されたのが始まりでしたが、水害や戦時下の社会事情などの影響で中断されました。戦後、1948年(昭和23)から開拓工事が行われ、1951年(昭和27)に干拓工事が終了しています。面白いですね。時代はつぎつぎと、つながって行きますね。私はこうして、想像を巡らすことがことが大好きですので、タイムスリップしたようになります。過去の時代を想像するだけでも、凄いなぁと、感心してしまいます。だから、私が生まれてきた頃の町の様子も、現在とは全く違っています。不思議だなぁと、つくづく思います。