お早うございます。

2018/08/01

今朝も早朝散歩です。すると、私の頭上の電線にカラスが、とまって、私の行く方に、ついてきます。どうしたことだろう。いつもだったら、サッと飛んでいき離れて行きますのに。おかしいなぁと、思いながら、テクテクです。すると、私の行先の道に、黒い長いものがあります。「あ!蛇だ。」と、恐る恐る横切ります。もう既に死んでいるみたいです。私は、あ!そうか。カラスはこの蛇を狙っていたのか。と、気づいたところでした。こうして、早朝散歩していると、私の知らない事が、こんなに身近な所でも、毎日起きています。カラスは、道路の真ん中に何羽もいる時があります。私が行くと、一斉に飛び立ちます。どうも夜中に、沢山のかえるやミミズが車でひかれています。それを餌にしているようです。そうそう、この間も、トンビが長い蛇を銜えて、飛んでいたのを見ました。人間さまだけが大手を振って生きていますが、それは間違いですね。カラスも、トンビも、ヘビも、かえるも、みんなみんな生きています。私はとんと昔と言っても、昭和56年ごろの事です。明治生まれの僧侶の方丈様から、飽食暖衣獣禽に等しと、私に諭されるようにお話をして下さいました。私が33歳位の時でしたが、いまだに私の脳裏に過ぎります。日本は戦後、飽食暖衣の社会となり、家庭生活においても我慢することが少なくなった。これじゃ、動物と同じだぞ。不思議ですね。私は、今まで生きてきて、様々な人たちと出会い、沢山の有り難い教えを聞いてきました。どの方も、私の先生であったような気がいたします。私は歴史小説も大好きでしたので、その書物からも、多くの事を学んできましたね。吉川英治の「宮本武蔵」の中に、「我以外皆我師」「我以外皆師なり」という名言がありますが、もうぞっこんでしたね。山中鹿之助の「我に七難八苦を与えたまえ」も、気に入りましたね。上杉鷹山公の名言も、気に入っています。「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」と思うと、まだまだ、名言は溢れています。お釈迦様の、天上天下 唯我独尊 三界皆苦 吾当安此 (三界は皆苦なり 吾当に此処に案ずべし)とある。