2018/07/28

夏日の朝は、それでも我が家は山奥ですので、とても快適です。窓を開け網戸にします。とても涼しい風が入ってきます。新聞を読み、あれ！今日は慈しみの心中村元のコーナーに沢木興道、「仏教はこしらえておるものをなくす宗教である。凝り固まった観念を解く。右翼に凝り固まったり、左翼に凝り固まったりしておるのを解く。ほぉ。どういう事か。解説には、釈迦は見方や考え方に偏りがなく、バランスのとれた歩みをせよと教えた。道元は中国留学から帰朝した時、「空手還郷」（くうしゅげんきょう）（何も持ってこなかった）と「凝り固まった」教養や思想を捨て去った。坐禅だけが仏法だと伝えたと沢木はいう。私は顔横鼻直と聞き、顔の中には鼻がつき、目が二つあり口が一つ付いている。そのものがそのものとして当たり前にあることだ。そして4年生の孫とお喋りです。実に相性がいいみたいです。いい所に住んでいるね。朝起きると、セミの声や小鳥の声が賑やかだね。「そうだね。朝の目覚ましだよね。」「あら！離れの部屋からも聞こえる？」「うん！やかましいよ！」ここは田舎だからいいね。都会だったら、車の音やバイクの音で賑やかだね。「うんうん。夜もお星さんがいっぱい見えるよね。」「そうね。都会では、いつまでも明るくて見えんね。」「夜中の9時頃も明るいよ。ここは真っ黒になるのにね。」「本当だね。こうして周りは全部が緑の木々だもんね。」やっぱり「三惚れ」だね。空気でしょ。水がうまいでしょ。そして、お米だよね。ご飯が美味しいものね。