今日は、初夏を思わせるような、爽やかな日である。爽やかな日であるのに。

2021/04/21

何故か、心は寂しい気がしてくる。 男心と女心を空に例えていましたね。男心と春の空に例え、女心と秋の空に例えていましたね。

どちらも、移ろいやすいという事ですね。だから、春は、木の芽が出て、木の精力がグングンでます。竹の子もグングンと、出ますからね。人間様も、心がやる気になって、精気がみなぎって、くるでしょ。でも、冷たい風が吹くと、しょぼんとして、不思議ですね。この春の季節って、なんか、心がフワフワしているようで、とても面白いですね。うふふ。人間様の喜怒哀楽も、そんなものですね。

でも、人間さまは、その喜怒哀楽を、自動操縦して、生きて行くのでしょうね。私は、このコロナ禍で、どうも、自動操縦=セルフコントロールが、うまくできない人間様が増えて来ているような気がしてなりません。自制心の欠如、協調性の欠如、自分勝手、我儘放題。規範意識の低下、やっていい事、やって悪い事の判断能力、危険認識、今、コロナ禍ですので、マスクを着用していますが、マスクを着用しない人。路上で若者が酒を飲みしゃべっている。  これって、何だろうと、考えてしまいます。そこで、私は気づきました。戦前までは有った、教育勅語です。戦後は、この教育勅語が亡くなってしまいました。

その教育勅語は、日本人としての誇りが書かれ、天皇の先祖が国をはじめられ、代々築かれてきた徳の深いものです。国民が忠義と孝行を尽くして、全国民が心ひとつにして、代々に渡って、立派な行いをしてきたのが我が国の優れたところです。教育の根源も、父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は仲睦まじくし、友達とは互いに信じあい、行動は慎み深く他人に博愛の手を差し伸べ。。。。。。。。。。。と、続きます。

戦前に育った、私達は、見事に、骨抜きになったのではないでしょうか。昭和20年以降に生まれた、日本人は、もう、76歳となりました。 今の若者は、二十歳の子供たちは、平成生まれの子供たちです。 勿論、この教育勅語も、ご存じない。一体勿体どうしたことだったのでしょう。  正しい歴史認識もなしで育った日本人です。

「根っこ」が、ないままで、育ってきたのかもしれません。 私も、この年になって、初めて、我が国の本当の歴史を知って、驚くばかりです。 私は、幸いなことに、歴史が大好きでしたので、もしかして、気づくことができたのかもしれません。ならば、私は、今からでも遅くない、知ったからには、本当の歴史を話して行こうと思う。半藤一利さんの「昭和史」を読んでよりその気持ちが固まった。「歴史は決して、学ばなければ教えてくれない」「愚か者は体験から学び、賢きものは歴史から学ぶ」実感です。