66の年なのですよ。年を重ねて見える世界かな。

2018/03/14

私も、なるほどなぁ!と、考えさせられました。なんと、「金儲けは美徳である」私は日本人ですので、少し抵抗がありました。でも、ケント・ギルバードは、日本人の清貧の美徳を否定はしておられませんでした。人間として魅力的だとも言っておられました。しかし、個人財産の形成については「金儲けは美徳」であるという意識を持ってもらいたいと、日本人がリスク計算ができないのは、単に依存症だけが原因とは思われません。お金ら関する限り、どこかに金儲けは悪で、貧乏が美徳という意識があるかもしれません。しかし、金は多ければ多いほどいいです。何故かというと、お金が多いほど自由になれます。社会貢献が出来ます。寄付もできます。もし、すごくお金があれば自分でベンチャーファンドを作って、その事業を通じて人を助けることが出来ます。

金儲けはカッコ悪いと思っている日本人がいるかもしれませんが、そんなことは決してありません。そして、こんな事が載っていました。有名な話です。1964年にマザー・テレサが、ローマ法王から超高級車の白いロールスロイスを貰ったことがあります。さぁ!それでどうしたと思いますか。お金に替えて、慈善事業に投資するなんてバカなことはしません。マザーテレサは、その車を宝くじの商品にしました。そして、宝くじを売りました。1枚3000円です。3000円で時価300万(当時)のロールスロイスが当たります。その宝くじは1500万円もの売り上げがあったと言います。それで病院を建てました。そして多くの命を救いました。凄いでしょ!

お金の使い方ひとつです。価値が減っていくものに使うのは、消費です。価値が上がっていくもの。それも社会に上がっていくものに投資するということは、社会全体を豊かにすることなのです。マザーテレサが実践したことと、日本人が持つ清貧の思想と、相反するものではないと思います。マザーテレサには、ビジネス感覚があったと思います。社会的な富を生み出すのは人間の知恵です。日本人はその知恵を評価したり、リスクを計算することが苦手です。

そして、面白いページがありました。成人式で暴れている、特にうるさい連中に話をすると

「ちょっと待て、そこで勝手に騒いでいるやつ。お前さ、この国の為に今まで何をやってきたんだ。日本がこんなにいい国になったのは、お前が何かやったからか?何もやってねぇだろ。何だ、それ、その態度は。静かにしろ。この国は誰が作ったんだよ。お前のお父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、その前の戦争で戦ってくれた人たちのお陰だろ!それを、どう思っている?お前、それを何だと思っているの?何とも思っていないのか!ひでえなぁ。じゃあ、お前はこれからこの国をよくするの、悪くするの?それもかんがえていないのか。あーあ、クズ」こう言います。

しかし、日本人の方ではないのに、よくもまぁ!日本のことご存じだと、驚きです。もしかして、日本人の方が我が国を知らない人が多いかもね。私は歴史が大好きだけど、歴史が苦手な人は、案外いるような気がします。おぉ!怖い気がします。