2017/11/21
なんと、行動経済学の本質は、それは「にんげんだもの」にあったと、私はこのニュースを聞いて、うわぁ!凄い!相田みつをさんは、行動経済学が想定する「人類」を、実にうまく表現していると言う。
相田みつをさんの、あの言葉が、沢山あふれるほどに、出ている。私は、私の人生において、あの相田みつをさんの沢山の分かりやすい「ことば」で、随分と勇気づけられ、私の人生の応援歌であった。辛い時、悲しい時、さまざまな「ことば」に助けられた。私も、銀座にあった時の美術館にも何度も足を運び、ある時は、東京で暮らす友が電話をして来て、銀座に来ているけど、何処に美術館があるの?かと。私は、専用のエレベーターがあるから、それに乗ってね。(おかしな話です。私は島根に居るのに、銀座の話をしています。)間もなくして、東京有楽町に東京フォーラムに相田みつを美術館が2003年11月にオープンした。(平成15年)私は、この新しい美術館にも何度も訪ねた。何度訪ねても、私は「生きる」勇気を頂き、「にんげんだも」と、真摯に受け入れることができる。有りがたいなぁと、感動してしまう。また、凄いのは、相田みつをさんが学ばれた、正法眼蔵随聞記の書物に、付せんが付けられ、書き足しもされていて、分厚い書物になっている。その書物は、禅僧で曹洞宗開祖道元禅師の2歳年長の弟子で、永平寺2世である弧雲懐じょうが記した曹洞禅の語録書である。懐じょうは、20年間にわたり師・道元に近時(随持)し、道元が折に触れ弟子たちに説いた言葉や、道元との問答を克明に筆記したのが『正法眼蔵随聞記』である。懐じょう没後に弟子たちがまとめた。道元の人となりや『正法眼蔵』を理解するうえでの基本文献である。私は、なんかとても嬉しくなり、あぁ!私の目指す方向性も間違っていないなぁと、嬉しくなったところです。