2017/08/21
私たちの日々の暮らしは、本当にあっという間に、過ぎ去っていきますね。日々を丁寧に行きたいものです。
忙しい、忙しいと過ぎ去れば、いったい何があったのかと、忘却の彼方になってしまいます。時々は、とどまってゆっくりしたいものですね。おばあちゃんが亡くなって新盆を迎え、おばあちゃんのお部屋の片づけをすることとした。整理ダンスを片づけ、襖を取り外した。ベットを廊下側に置き、いつでもお昼寝や、お客様のお泊りのお部屋にした。外側のサッシは、開け閉めがスムーズに出来るようにし、外の景色がみえるようにした。続きの間も整理ダンスを除いたので、八畳の間が明るくなった。外側のサッシは、全部解放したので、外の景色が見える。まるで、旅館のお部屋のようになった。エアコンも壊れてしまったので、ついこの間、新しいのを取り付けてもらっていたので、とても快適なお部屋になった。押入れも片付けることにした。まず、写真帳からだった。生前は、おばあちゃんが、何時でもみられるようにと、整理はしてあったのだが、良く見ると、大きな紙袋に、アルバムから剥がした写真が乱雑に入れてあった。その袋が何袋もあったので、ノートの様なアルバム帳に入れて行った。すると、大祖父の写真、戦死した祖父の写真、大祖母の写真、九州から来られた祖父の写真が次々と出て来た。その写真は明治時代、大正時代、昭和の戦前の写真であった。そして、私の知らない時代の山口町のたたずまいも映っていた。「あぁ!こうして、人は繋がって、次にバトンを渡していくのだろう。」と、感慨深いものがこみ上げた。そして、今度は、大きな段ボールが何個かあったので、一つ一つ開けて、要らないものは、紐でくるんでゴミ出しに出すことにした。中には、新品もあったりしたので、それは活用することがあればと、保管することにした。
お陰様で、押入れはすっきりした。こうして、身の回りを整えて、シンプルに暮らしていきたいなぁとは思っているのですよ。実は、まだまだこれからなのですよ。まぁ!ゆっくりやりますね。