2017/07/03
いやはや、新作オペラ「石見銀山」を、ここ大田の地で開催され、私は目の前で見ることが出来た。それも、オペラ「石見銀山」発起人代表の中村俊郎氏と、同席したのである。日本人の精神性を蓄積した伝統芸能「石見神楽」と、西洋人の精神性を蓄積した舞台芸術「オペラ」のこの二つが合わさった、初挑戦の舞台です。
いやはや、凄かった。魂が揺さぶられ、涙があふれて仕方なかった。人間の欲望、愛、憎しみ、神への祈りを余すことなく、歌い上げるその歌唱力は見事なものだった。レジェントの皆も、それぞれの配役を素晴らしい声量で歌い上げられた。お高役の方の声量がまたまた素晴らしい、透き通るような澄んだ声がひと際魂に伝わる。もう!鳥肌が立つようだった。大屋神楽の舞も、神さまが乗り移ったのではないかと思うほど、神がかりだった。
そして、舞台衣装も全て日本のものだった。いやはや、初挑戦の舞台は、もう夢の世界のようだった。一流の風がビュンビュン吹いていた。観客も舞台も、もう一体感が感じられ、ブラボー!ブラボー!ありがとう!ありがとう!と、拍手が鳴りやまなかった。本当に凄いものを見せてもらったと、感謝感激雨あられだった。
本当に、興奮冷めやらずで、今日という日を迎えた。
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