2016/12/28
順番通りに行かない世の中にあって、義理の姉が足の手術をするということで、入院していたことがあった。その手術中に足の血栓が脳に飛んで、意識不明で心肺停止との連絡を受けた。もう、大慌てで小倉の大病院に駆け付けたことがあった。その時に、大正生まれの姑は、娘の知らせを聞き、是が非でも行きたいと言い出し、行くことになった経過がある。意識不明状態が4日間も続き、生死も危ない状態だった。姑は泣き崩れて、娘が先立つのかと、とても悲しい思いをされていた。私たちも、祈るような気持ちで快復を待った。その義理姉は、奇跡的に快復し、意識も戻り、後遺症もなく言語もスムーズに行い、身体の麻痺もなく、完全に快復し退院することが出来た。小倉での病院でも奇跡的な快復に、症例発表として、医学界でも注目を浴びたとのことで、義理姉はとても有名になったということです。
本当に、明治生まれの大祖母の「大難は少難に、少難は無難に」が当たったようです。
そして、この度、大正生まれの姑が逝くことになりました。私は、ここでも摩訶不思議なご縁をいただくことになったなぁと、感慨深いものがあります。 天地宇宙のおはからいがあるのではないかと思う。
「正月や 冥途の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」一休宗純
ほんに 先代達は 真実をついていますね。