2016/11/14
ほんとに、あっという間に日々は過ぎ去り、つるべ落としで夕暮れは直ぐに暗闇になります。12日(土)には我が家の宗祖忌法要があり、お檀家さんが台所や帳場のお手伝いに来てもらい、沢山のお参りにて、塗りの椀でのお斎も、沢山食べていただきました。ずっと以前からの精進料理です。もう決まったメニューですので、お檀家の方たちも、手慣れたものです。けんちん汁、白菜の白和え、源平なます、大汁です。けんちん汁は、どのお寺でも、けんちん汁が出されますので、お寺の方丈様方は、どこのお寺の味がいいのか、食べ比べできて、とても楽しみな法恩講だと話しておられます。うふふ。どうも、瑞応寺が一番美味しいと、うふふ、手前みそですね。当山では、お寺方には、お薄も差し上げますので、いつも、この法要にはお菓子は何にしようかと、思案しますが、今年もお取り寄せで岐阜の中津川の栗きんとんにしました。広島の川通り餅もいただきましたので、一緒にお出ししました。お薄も千代の昔にしたところです。掛け軸も宗祖忌の由縁の書を掛けました。そうそう、大きな壺にも、立花風に乱菊を3本とアイリス4本と、スカシユリと、緑葉と、紅もみじと、赤い実の山帰来と、アケビの蔓を活けこみました。お天気も、「天高く気清し」の素晴らしい日となりました。
そして、次の日は、北三瓶の文化祭があり、出かけることができました。孫たちの学習発表会もあり、孫たちの活躍ぶりも、見ることができました。地元の若者の多根神楽も見ることができました。見事な大蛇が4つも出て、その乱舞は、豪勢で豪快で勇猛果敢なあでやかさには、圧巻でした。地元の女性部の舞踊も、身近な方々の活躍がほほえましく、いい町だなぁと、感心して見入っていました。文化祭ですので、地元の方の文化の探求が掲示してありました。甘屋の水のいわれが云々です。と、一生懸命見ていると、私に近づき、ていねいに説明してくださいました。私は歴史が大好きですので、ついつい、聞きこんでしまいました。甘屋の円城寺の尼子との合戦、戦場現場、あの三瓶ダムを建設するのに、沢山の白骨が出てきたという。供養しようと、蝋燭を点けても、点けても、消えてしまう。精霊の守り人の仕業かと。また、その隣にいた、民俗学の勉強をしていると、山口資料館のホームページを開設した。彼が居た。私は、これはちょうどいいと思い、その尼子の話をしてくれた彼と、山口資料館の彼と、ご対面していただくことにした。お互いに、いつか、機会を作って、お話をすることにしましょう。と、約束してくださった。 凄いでしょ。これこそ、「一期一会」です。 今日は、私にとっても、特別な日となりました。本当に素晴らしい有り難い日となりました。 そうです。本日ただ今は、私の誕生日だったのです。
山形の孫達からも動画の誕生メッセージをもらったり、我が家の孫達から、あったかいストールをもらったり、長男からは、ピンクのバラのブーケをもらったり、素敵な家族に恵まれて、幸せ万金丹でした。
そして、本日です。法人本部の指導監査中です。