2021/04/07
それは、ここ長久町の延里の里にです。長久小学校の幼友達が、お庭を見に来てくださいとお誘いを受け、行くことにしました。
その昔は、延里まで行こうと思うと、遠い道のりなのです。それが今は、直ぐにここ大田の町から山を越えれば、もう到着します。
幼友達の家に着くと、玄関に行くまでに、モッコウバラのアーチを潜ります。玄関前には、一面にお花畑が広がっています。チューそリップがまずお迎えしてくれます。荷物を置いて、直ぐにお花畑を散策します。突き進むと、彼岸桜の並木は、もう葉桜です。どうも、その彼岸桜は、お庭の外側を囲ってあります。そして、小山の様になっており、下の道から、丸太を使って段々の階段を伝って、このお庭に入るようになっています。とても素敵です。木漏れ日の中を散歩して、お花畑に入るようになっているのです。なるほどと思いながら、その散歩道で散策するようにお花を見ることにしました。芝桜の白が素敵です。クリスマスローズも赤紫と白花がいいですね。次に咲くようにと、菊の苗が植わってあります。アケビの花が盛りです。ハナニラが星を散りばめたように咲誇っています。ホウチャク草が有りましたよ。ニオイスミレも可愛い。おっと。珍しい黄色いイカリソウです。その横に、これまた、珍しい黄色花のカタクリ草です。黒蠟梅の枝に「でんでんむし」です。スズランも見事です。野草の踊り子草も、ちょっとデカくて見事に踊っています。 お家にあがり、おしゃべりを楽しみます。すると、99歳のお母さまが、恥かしい言っておられましたが、一緒になっておしゃべりを楽しみました。なんと、お母さまは、私の父と母のお友達だったのです。私の父親と、若かりし頃からの戦友友達で、戦友友達は、旅行に共に出かけた仲間だったのです。だから、私の事は、全てご存じで、恥かしくなってしまいました。オホホ。お見通しだったようです。私も、嬉しくなり、里の母親を見ているようで、とても嬉しくなりました。
本当はね。東京のお友達と、テレビ電話で、このお庭を一緒に見ようかと、計画していたのです。今は、こうして、ズームで、遠くに離れていても、お花畑を見て回ることが出来ますからね。本当に、有難い事です。
だけど、東京のお友達は、お仕事が入り、後から、写真を送ることにしたのです。
それでも、素敵な一日を、とても楽しく過ごすことが出来ました。