2016/10/18
真っ青な空に白い雲が、長閑(のどか)に浮かんでいます。お昼ご飯を、亀の子の食堂でいただきます。沢山のメンバーと、一緒にお喋りをしながらいただきます。私の大好きな時間帯です。今日も、給食工房利用者の3名と、一緒にいただきました。
HさんとSさんとが、「あすてらすで人権フェスティバルがあってね。男の人が講演をされて、そのあと、同じ人が一人芝居をされたけど、面白かったですよ。」と、話してくれた。私は、好奇心旺盛ですので、「え!その人、男の人、歳は、どんな話し、一人芝居は、着替えて!どんな話し。どっちが面白かった!」と、すると、「男の人で年齢は40歳代で、普通の背広で、一人芝居の時は、上着を脱いで、カッターシャツで、椅子を一つ出して、お話は、風てんのトラさんシリーズの15歳の男の子の話だったけど、講演よりも、面白かったですよ。」「お話が面白くて、よく分かったです。」その「本」も出ていたようだけど、みんな売り切れたみたいです。あと、六子ミニライブと奈津子ミニライブも大田バージョンで面白かったと教えてくれた。
ふむふむです。私は興味津々です。だってね。私は、今年の6月末に、大田市民会館の中ホールにて、「随所に主となす」~いのちについて~をお話させてもらいましたが、沢山の人に聞いてもらいました。そこで、HさんとSさんに聞いてみました。
私は、ここ亀の子で沢山のメンバーさんと知り合いました。メンバーさんの皆さんは、自分自身が今まで、生きてきて、とても辛い悲しいこと、厭なこと、虐められたこと、とても沢山の苦労を乗り越えてきました。でも、皆さん方は、今、私から見ると、皆さんが、一人一人が輝いて見えます。そして、「生きてきて良かった。生まれて来て良かった」と、思える人が多くなったような気がするのですよ。と、すると、Sさんが、「そうなんです。近所の人たちが、Sちゃん!この頃、元気になったね。」と、言われます。
ほんとね。そして、私、この頃思うのよ。あなた達のお父さん、お母さんは、身近に娘がいることを、とても、幸せに思っていらっしゃると思うよ。高齢のお父さんやお母さんは、そんな娘のおかげで、長生きさせてもらいましたよ。と、喜んでおられた家族もおられましたよ。親亡き後を心配しておられましたけど、その親御さんは、自分たちが死んでも、この大田地域で暮らしていける社会環境になっていると安心しておられました。亀の子があるおかげですと、感謝していただいたこともありました。
Sさんが、「施設長も、一人芝居してくださいよ。」「施設長ならできますよ」あれれ。。。それならば、私の一人芝居をする場合は、沢山のメンバーのエピソード物語なんだけど、例えば、Hさんの物語とか、Sさんの物語になると思うけど、大丈夫かな❔」すると、Sさん。「いいですよ。」と。 それを聞いて、私は嬉しくなりました。そうだ。私は、私にしかにできない「一人芝居」をする時が来たのだ。と、思いました。何か妙にうれしくなって、これからの、私の目指すべき道が見え始めてきましたよ。
やっぱり、私はいつも、隣に、メンバーが寄り添っていてくれるからこそ、未来志向に道が拓けてくるようです。
メンバー達に大いに感謝感謝で~す。