2016/09/24
おほほ。今日は秋晴れのいい天気です。大田川の両脇の土手には、曼珠沙華が紅真っ赤に咲いています。それはそれは見事なものです。うふふ。亀の子の土手にも、この曼珠沙華がいっぱいです。まるで曼荼羅の世界にいるみたいです。そして、本日は、東京から、毎年迎える高森信子先生の登場です。ほんに高森信子先生との出会いは、もう16年前のことになります。
有り難いことに、毎年に渡って、島根入りしていただいています。SSTリーダーとして、全国を飛び回っておられます。長きに渡って、来ていただくことは、私にとっては、職員の育成を実に「コツコツ、地道に」やってきた証のようなものです。専門書や実践家などによる講義も、それはそれで、力がついてはきますが、やっぱり、実践家の生の声と、熱意は、しっかりと、伝わってきます。そして、実際にロールプレーなどすることにより、その技術も身についてきます。なかなか人間様は、耳学問の方が多いと、頭でっかちになり、どうしても上から目線で、メンバーは、大いに苦慮します。もしかして、今までの、精神科医療も、医者が絶対で、なかなか、進んだ精神科医療につながらなかった部分がありましたが、ここ最近、若い医者は、しっかりお話を聞き、当事者と向き合う医者が増えてきているようでうれしい限りです。
そして、毎年の高森先生の指導により、当亀の子職員も、着実に力を付けてきました。上質なサービスの提供は何なのか。しっかりと、方向性がそれぞれ芽生えてきたようです。当亀の子は、事業拡大により、新人職員も次々と採用してきていますので、中堅職員は、その新人職員への育成も任されています。本日は、新人職員へも、高森先生の講義と実践は、きっと身になるものと信じています。「百聞は一見に如かず」と、言いますが、「本物」は、必ずや、心を動かします。
さてさて、別の部屋では、メンバー達は、亀の子祭に向けて、それぞれの事業所紹介を模造紙に作成中です。
沢山の写真の中から、どれを載せようかと、思案しています。