2016/05/03
昭和20年8月15日、昭和の天皇陛下は敗戦の玉音放送をされました。アメリカに占領され、日本は植民地になってしまうのか、とても苦渋な不安な日々を迎えました。マッカーサー元帥の主導のもと、新憲法の草案ができました。私は、大田市に「あすてらす」島根県立女性センターが出来たお祝いに参加しました。その時に、アメリカのシロタゴートンさんの講演を聞くことが出来ました。「1945年のクリスマスの日」の書物を、求めサインと握手もしました。そのシロタゴートンさんは、戦中にご両親と日本に滞在しておられました。戦後、日本の言葉が出来るという理由で、来日されました。そして、新憲法の草案作りに取り組まれました。出来あがるまでの工程は、とても苦難で、女性蔑視の文言には、何度も悲しい辛い想いをした。しかし、挫けずに、女性の尊厳を保つ憲法草案にたどり着いた。私は、あの日に、あの素晴らしい講演を聞いてから、日本国憲法のことが、とても気になり、みなさまにも、何度もお話をさせてもらっています。日本国憲法の三つの原則で、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義(憲法9条)と、提唱されています。しかし、今、戦後70を迎えて、わが国の進むべき方向が、違う方を向いているように思いませんか。つい先日、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が来日されました。「日本人は幸せですか!」と、経済成長で、地球人は幸せに成れますか?と。本来ならば、地球人を幸せに持っていくのが政治家なのではないか!と。この不思議なからくりは何故なのか?私の教訓としている「愚か者は体験から学び、賢き者は歴史から学ぶ」でした。沖縄の普天間基地問題、全国各地にあるアメリカ軍事基地、航空領域圏などなど、何故、わが国に滞在しているのか。そして、何故、我が国家は思いやり予算を出しているのか。アメリカ大使館が設置してあるのに。そして、まだ不思議なのは、我が国の日本列島は地震国で、周りは海に囲まれている。東北大地震の大災害も、福島原発の放射能汚染も、まだまだ、未解決なのに。これが、民間企業なら、とっくに倒産し、解散だ。なのに、東京電力は、責任すら取らない。政府が国民の税金を使って、補っている。そして、ことし4月に、熊本地震が起こった。それも、連日連夜、余震が続いている。あぁ!「今でしょう!」日本列島にある六十数機の原発を、廃鈩にしてほしいです。私は、これからも続く未来を、幸せに暮らせる未来に、子どもたちに残してやりたい。憲法記念日につぶやきました。合掌です。