2021/03/23
ホーホケキョ ♪ ホホ・ケキョ ♪ 朝から私は、とても嬉しくなります。そして、我が家の花壇のチューリップが、何と、咲き始めたのです。いつもの年は、4月になってから花を開きます。それが、全部ではないのですが、一部分だけのチューリップが、茎が伸びずに、チューリップの赤、黄色、ピンク色の花がちょこんと蕾が出たように、咲き始めたのです。とても健気で、可愛いのです。
あれあれ、ミニチューリップさんだね。うふふ。早く咲きたかったんだね。コロナだからね。早く咲いて、喜ばしたかったんだね。私は、ついつい、「ようこそ。ようこそ。ありがとうさん。」と、つぶやきます。
私は、このコロナ禍の中で、「愚か者は、体験から学び、賢者は歴史から学ぶ」が、本当だなぁと、実感できるようになりました。幸いなことに、歴史が大好きでしたので、よりそう感じたのかもしれません。そして、ここ島根県が、大田市が、というのは、私が生まれて、ここ大田市で暮らしていることが、いかに凄い事なのか、この頃、実感することになったのです。「わぁ。古代のこの大地は、凄い大地だったのだ。」と、改めて、報恩感謝するのです。
そんな、島根県を、大田市を、誇りに思えない現代人は、いかに、先人達のご苦労に、泥を塗っているのかと思うと、悲しくなる。
それも、「国譲りの神話」の時代から、ずっと、続いている、我が町なのだ。
私は、その真実を、東北大学名誉教授の田中英道先生の書物から、知り得たのだ。その書物には、物部神社の総本社は、島根県にあり、という事は、ここ大田市のことだった。「安の国」に置くこととされた。安の国とは、安濃郡名の起源です。確かに、大田市の前の地名は、安濃郡でした。まさに「国譲り」を行った、大国主命が支配していた出雲地方だったからです。そして、この地方が神剣師霊の力を必要とした困難な地域だったからだと考えられます。この神社の筆頭の祭神は宇摩志麻遅命(うましまぢの神)、餃速日命(にぎはやひのみこと)とともに最後に天降った神とされています。初代天皇は、この「にぎはやひのみこと」だったのです。
にぎはやひの命と登美夜毘売(とみやびめ)と結婚し、宇摩志摩遅命(うましまぢのみこと)が生まれています。
凄いでしょ。このウマシマヂノミコトは物部連(もののべのむらじ)穂積臣采臣の祖先です。