2015/07/23

「暑中お見舞い申し上げます。」と、就労して頑張っているメンバーから、自分で撮った夏雲の葉書が届いた。その彼からは、毎年、素敵なポストカードが届く、手作り感がなんとも嬉しくなる。自分の人生を生きている感じが溢れている。実にメンバー達の生きざまは、ひとり一人個性があり、まさに金子みすずの「みんな　ちがって　みんないい」に匹敵する。その個性をつぶすことなく、どうしたら、当事者自身が、「生きてて良かった。生まれて良かった」と、思えるような幸せ感を味わうことができるのかと、日々、私の頭は「あぁーでもない。こぉーでもない。」と、思いを巡らす私が存在する。

実は、昨日も、書の巧いメンバーが、沢山の葉書に、空の青やお花の絵をバックにして、一言が添えられている。それが何とも巧く書けている。その１枚ずつを手に取り、私はこの絵手紙を印刷し、市民の皆さま方が、暑中見舞いを出すような暮らしが出来るといいなぁ。と、思い立ちました。

現代人は、毎日毎日、「忙しい。忙しい」と、日々の暮らしを愉しむことを、忘れて来ている人の多い事か。。。日常生活を丁寧に、ゆっくりと、楽しみながら生きていくことが、いかに心を豊かにしてくれているのか、気づくことが大切だと思うようになった。

忙しいと言う字をよく見ると、心を亡くすと漢字で書きます。だから、「忙しい忙しい」と、言う人は、案外、「心ここに非ず」かもしれませんね。ご用心！ご用心！ですね。