2015/06/24
ほんに亀の子は、毎日同じ日はありません。油断していると、「車をぶつけました!」と報告にきます。他のメンバーは、暴言や人格否定の発言に、体調を崩したと、訪問看護機関から電話がかかってきます。その一つ一つを、しっかり事実確認を開始です。そして、早速、家族にも来てもらい、事実確認の会議を持ちます。その暴言を言った当事者にも入ってもらい、確かめます。その会議の中で、家族の親は、この子は病気ですから、病気がそうさせたのでしょうから。と、そんな発言は本人にちゃんと分かってやっているのでしょうかね。と、親は、その言葉の暴力を病気の性にしておられた。そこで、私は、ここ亀の子では、どんな病気を持っていても、病気の前に「人として」を基準にしております。これは、基本的人権の尊重をきちんとベースにしていますので、この意味は理解いただいているはずです。と、当事者に話しましたら、本人は「はい、分かっています」と、理解しておられました。
いやはや、親は、病気をしたら、その子の人格まで病気にしてしまうのだろうか、とても残念であった。
となると、最近のとても気になることが起こった。統合失調症の方達は、自分で金銭管理が苦手だなぁと、自覚できる人は、社協の自立支援事業を使っている人が多い。しかし、最近、養護学校卒業生達は金銭管理は、親にして貰っている人多いと気づいた。さてさて、知的障害者の人たちはいつまで親が見ていくのだろうか。子どもの自立に向けて、どんな金銭管理をしていくべきなのか、親も考えて行くことが必要なのだろう。