2021/03/15
今朝のネットでのトップニュースです。我が国の入院ベット数が、このコロナ禍の中で、顕わになってきました。なぜかと言うと、このコロナ禍の中で、入院ベット数が、それぞれの疾患で入院治療を必要とする期間は、疾患によって違います。その疾患の中で、我が国の、精神疾患の入院期間が、世界で断トツに長いのは我が国だけなのです。これは、異常な事です。私はその異常さに気づいたのが、平成に入った頃からでした。埼玉県大宮市に「やどかりの里」が、谷中輝雄というケースワーカが、病院を飛び出して、1970年(昭和45年)~1989年(昭和64)までは、公的補助金がない中で事業をやっておられた。「やどかりの里」を自営しておられた。精神衛生法から、やっと、精神保健法施行の平成元年より、社会復帰施設が認可されたものだった。あの当時も、精神疾患を罹患した人は、「人に非ず」の苦しい時代だった。でも、「やどかりの里」は、全国の精神疾患を罹患した人達にとっては、希望だったし、私も、何度も何度も、訪ねていき、メンバーとも親しくなった。そして、この大田にもと、大きな希望と夢をいただいた。
もう、あれから何十年にもなるのに、何故我が国は、一向に「埒(らち)」が明かないのだろうか。
不思議な国だ。だからこのコロナ禍の中で、コロナで陽性が出た方達の入院が必要であるのに、入院が出来ない方達が沢山発生した。この精神科疾患の方達が、15年間もベットを一人占めにしていることがおかしい事だ。変だと、何故、我が国は気づかないのだろうか。それも、精神病院会長と、元安倍首相の時には、仲良く、ゴルフを楽しんでおられるとか。ここでも我が国の精神病院会長と、元安倍首相が仲良くゴルフができる中ならば、率先して、我が国の精神医療をより良いものにするのには、容易なことだろうに。そんな、我が国の代表の方達は、何故、社会の為に、精神医療の為に、尽力することができないのだろうか。私は不思議でたまらないです。そして、悲しいです。