高次脳機能障害者地域支援ネットワーク中国ブロック研修

2010/03/14

3月13日(土)~14日(日)に山口県の湯田温泉にて「平成21年度 高次脳機能障害者地域支援ネットワーク中国ブロック研修」が 開催され、当事者・家族・関係者約220名が参加しました。
会場は、山口県総合保健会館でした。
山口県総合保健会館
昨日は、行政説明と「各県の家族教室・家族支援の取り組み」が発表されました。
島根から、土江コーディネータが家族の集いの活動などを発表され、この取り組みは、家族の力になっていることを話されました。
その中で、広島のコーディネーターが「家族が望んでいることが、本人の望んでいることなのか」を考えることの大切さを話されましたが、そうだなと考えさせられました。
夜は、意見交換会に参加して、いろいろな方と意見交換が出来て良かったです。
本日は、最初に「精神科医療とつながる」と題して、エスポアール出雲クリニック高橋院長山口県立こころの医療センター兼行院長が、厚生労働省の高木課長補佐の座長のもとで話をされました。
研修会
少し遠いので、二人の院長をクローズアップ
高橋先生
高橋院長は、認知リハビリやデイケアの実際について話されました。
その中でも、
 ○デイケアは、メンバーにとっての居場所でありほっとする癒しの場である。
 ○高次の機能障がい者にとっては、コミュニケーションを大切に、追いつめられることなく、すべてが受け入れられることが大切。
 ○楽しみ・喜び・希望・心地よさ等を大切にしたプログラム作りが大切
  (わくわくどきどきすることを見つける)
ということが大切だと話され、再認識させられました。
兼行院長も高次脳外来の患者さんについて、病態像について話をしてくださいました。
その後は、各県が「地域とつながる」について話されました。
午後は、高次脳機能障がい者の就労に向けてどのように支援を行ったか、事例紹介がおこなわれました。
高次脳障がい者支援の各県の取り組みよくわかり、また、今回は事例をあげて就労支援のとりくみがよくわかり勉強になりました。本当に沢山の機関が一人の高次脳機能障がい者が就労できるまでを支援をしたかがよくわかりました。
まじめな研修の話はここまでで、
ちなみに今日の昼食は、この500円弁当でした。
弁当
ご覧のように、価格のわりには豪華で美味しかったです。
ここで湯田温泉の紹介を少しします。
JRの駅に着いたら、このように大きな白狐がお出迎え
白狐の湯
愛嬌のあるかわいらしい狐です。お土産にもこの狐の人形が売っていました。
街の中には、このような
足湯
足湯が5~6か所に設置してあり、それが な・な・なんと無料です。
中原中也記念館もありました。記念館のあるところ一帯が、中也の生まれた家だったようです。
中原中也記念館
ただ私は、残念ながら詩に興味が無いため、中には入りませんでした。
温泉は、大好きなので入浴しました。残念なのは、タオルを持ち歩かないため足湯に入ることができなかったことです。
温泉は、いい湯で銭湯にしっかり入ってきました。