お早うございます。「まちがいのない心で、おだやかな日を送らせていただきましょう。」

2021/02/26

と、母の辞世の言葉でした。と言うのは、今朝の26日の「安全運転スローガン」です。職員と、唱和して読み上げます。今日のは、「焦っている、今があなたの赤信号 !!」です。そして、最後に、私の方から、今日一日を、どう過ごすかと、お話をします。

私は、お陰様で、様々なことに出会ってきました。今日の、この安全スローガンについても、思い当たります。沢山のメンバーと、関わるのに、職員の心が穏やかでなかったり、イライラしていると、メンバーからの問題提起も、きちんと受け止めることができません。当法人は、質の高い支援体制をスローガンにしていますので、常に職員側が、冷静な対応が望まれます。そこで、私は、私の母の辞世の言葉の説明をさせてもらったところでした。

人間は、自分の意見と違う人に出会うと、どうしても、自分が正しい事を言っていると、自己主張を繰り返し、だんだん相手に受け入れてもらえぬと、感情がむき出しになり、興奮してしまい、炎上してしまいます。

実は、人間様は、この感情があるのが当たり前なのです。この喜怒哀楽があるから人間様だとも言えます。そこで、実は、若い時には、皆さん誰もが経験することです。喜怒哀楽がない方は、もしかして、「人に非ず」かもしれませんね。

特に、青春時代は、猛烈に、感情が爆発します。特に、思春期の時期は、皆さんも経験があるように、心が騒ぎます。これも、この時期は、当たり前なのです。だから、不良少年も少女も、あの時期を通りこせば、みんな、いい大人になっています。

実は、私も、歳を重ねてきたからこそ、「なるほどなぁ。そうだよな。」と、合点出来るようになりました。

どうも、そこを苦労もせず、甘ちゃんで育った、大人の方は、とても気の毒ですが、一から出直さないと、とても、難しいことになるかもしれませんね。 だから、「まちがいない心で、穏やかな日々を送らせていただきましょう。」は私への遺言だったようです。

そうありたいと、心に決めたところです。