今日も学びでした。亀の子役員の人権研修でした。

2020/12/25

人権感覚と人権意識について、皆さんは理解していますか。

人権感覚とは、偏見にとらわれず、様々な物の見方ができる力・感性のことです。相手を思いやる気持ちや、偏見や差別を見極めることや、身のまわりにあるさまざまな偏見に気づく力、差別をなくす行動をとることが、人権感覚を磨くことになる。こうして、人権感覚が健全に働く時に、もし、人権が侵害されていることを見つけ出会った時に、その人権侵害の問題性を認識できているか、そして解決を図ろうとしているか、それが、いわゆる人権感覚が芽生えることになります。 私は、この亀の子におりますので、障がい者福祉事業に取り組んでいるところです。実は、ここ亀の子を利用しているメンバーも、そして、職員も、この人権感覚と人権意識は、先ず最初にきちんと、学んでいただく必要があります。と言うのは、当法人は、社会福祉法人亀の子ですので、職員の役割の中で、基本理念として、①に基本的人権の尊重をかかげています。なので、当施設では、命の尊厳を軸にして、信頼関係を先ず構築していきます。これがなければ、質の高い障がい者支援サービスは、到底出来ていないことになるわけです。実は、この信頼関係が一番大切なことになるわけです。そして、一番にチェックや評価をしてくれるのが、この亀の子を利用しているメンバーなのです。しかし、メンバーの方も、この人権感覚と人権意識が低い人は、仲間の中でも、トラブルが発生します。そこで、常に、「どうなのか、人間関係は、どうなのか」と、話し合いを重ねます。  だから、当亀の子では、メンバーも職員も、役員も、年間計画を立てて、何度も、人権研修を重ねます。 そのお陰か、随分と、人権感覚と人権意識が高まってきたことは有難い事です。