平成22年度 第1回精神障がい者地域生活移行支援研修会

2010/12/01

本日、18時から20時10分過ぎまであすてらすに於いて、「平成22年度 第1回精神障がい者地域生活移行支援研修会」が開催されました。
参加者は、大田圏域内の障がい者の相談支援事業所・福祉サービス事業所、高齢者事業所、行政の職員約70名が参加しました。
まず県央保健所の鈴宮所長の挨拶があり、

その後、石東病院 診療部長の川向哲也氏による講演
「精神疾患の特徴とその対応について ~統合失調症・認知症・うつ病~」

統合失調症・認知症・うつ病についての、基礎的な事をきちんと整理して説明を受けたので、復習・再認識という意味で良い研修でした。
恥ずかしながら、この研修の中で「新型うつ病」という言葉を初めて聞き、適応障害の人と似ているということも分かり、新型うつ病がどんなものなのかよくわかった気がしました。
また最近は、うつだと思って精神科にかかる人が増えており、診察の結果うつの人はだいたい3割程度だそうです。残りの7割は、適応障がいの人たちだそうです。
なにはともあれ、うつの心配のある方は早期受診が大切ですので、気になったら精神科の受診をお勧めいたします。