赤い羽根タウンミーティング【西部会場】

2010/07/19

 7月16日(金)
江津商工会議所にて、 「赤い羽根タウンミーティング」が開催されました。
亀の子は、この赤い羽根共同募金により、色々と施設整備を行う事が出来、本当に助かっています。
県民皆さんには、共同募金が何か知らないが、秋になると戸別募金で集金に来て困ると思っている人もあるかもしれません。
そこで、共同募金会さんは、赤い羽根共同募金を知って募金をしてもらうためにはどう共同募金がなればよいかの検討会「島根県共同募金会改革推進検討委員会」を立ち上げ検討されており、この中間報告に関するタウンミーティングを開催されました。
参加者は、地域住民(江津市で行われたので、江津市民が多かったです)や社協・福祉施設の職員など100人近い人が集まりました。
前座トークでは、改革推進検討委員会の委員長である、毎熊浩一氏(島根大学准教授)の講演があり、県民の皆さんは共同募金の名は知っているが、この募金がどのように使われているかをよく知らない人が大多数であり、共同募金が「じぶんの町をよくするしくみ」だと言う事を知ってもらう事が大切だと、話されました。
一人あたりの募金額は、島根県が全国一番ではあるが、平成7年をピークに年々減少しているそうです。(平成20年の募金額は2億3900万円で、平成7年に比べると1億円近く減少)
また、募金されたお金の7割は、各市町に戻り地域福祉活動への分配金として使われているそうです。これを知らない方は多く居ると思います。
3%は、緊急用にキープされ、災害時に即使われるようです。
残りの大半の3割近くが、亀の子などの福祉施設の施設整備に使わせて頂いています。
驚いたのは、共同募金で集められたお金は、共同募金会や社協の人件費などには使わず、全て色々な形で配分されているという事です。
その後、車座トーク(正確にはワールドカフェ)によるグループ討議を4つの課題(各15分程度)について行いました。
○共同募金に対してどのようなイメージをお持ちでしょうが

○集められた寄付はどんな事に使うべきでしょうか
○どうすれば、寄付はもっと盛んになるでしょうか
 (写真を撮り忘れました)
○共同募金の事をもっと広く知ってもらうには何が必要でしょうか

これらの話し合いを行い、最終的に行きついたのは、
県民の皆さんが募金が何に使われているかわからないと募金額が増えない。
即ち、募金の使われ方のPRが必要。
江津市では、高齢者向けに「にこにこ給食活動」を行っているがこの財源が赤い羽根共同募金である事を知らない人が多いので、これからもPR不足がわかります。
PRの為には、配分を受けた団体や、計画募金方式なのでこの募金で配分を受ける団体が街頭募金に参加して、アピールするのが県民の皆さんに募金の大切さが伝わるのでは。
今回のタウンミーティングを各地で開催して、共同募金の大切さを県民の皆さんによく知ってもらう。
等の地道な活動が必要だという意見が多数出ました。
また、秋には赤い羽根共同募金が始まりますが、本当に赤い羽根共同募金は大切なものなので、皆さん取られているという気持ちにならずに、募金して下さる事を宜しくお願いします。