安全運転管理推進モデル事業所研修会

2009/11/19

11月19日に安全運転管理推進モデル事業所研修会島根県安全運転管理者協会主催)が浜田市の千畳苑にて行われました。
千畳苑
この研修会に参加するのは、初めてでどのようのことを学ぶのか心配しながら、参加しました。
島根県内には、70事業所にモデル事業所として委嘱されていて、内県西部には26事業所の委嘱だそうです。
どうしても都合がつかなかった2事業所を除く、24事業所の安全運転管理者が集まって研修を受けました。
今年度の事故の特徴は、
 1.夕暮れ時に事故が増えているとのことでした。
 2.昨年までは、国道での事故が多かったが、今年は国道では減少して市町村道での事故が増加している。
 3.交通事故死者の75%が高齢者 
そこで、県警本部の交通企画課長より、3つの協力お願いがありました。
 1.高齢者を交通事故から守ろう
   (高齢者を交通事故から守る一事業所一運動の展開)
 2.飲酒運転の根絶
 3.後部シートベルトの着用

次に応急手当等講習があり、人工呼吸・心臓マッサージ・AED操作について浜田消防署の職員さんに教わりました。
人工呼吸を2回して、心臓マッサージを30回、人工呼吸と繰り返すのですが、これを5サイクルして、代われる人がいれば代わってもらうのがよい方法だと教わり、5サイクルしたのですが、本当にきつかったです。
心臓マッサージ
(モデルは、三瓶生コン株式会社の森山様)
午後は、研修討議で、交通企画課課長補佐・浜田警察署交通課長が司会・アドバイザーを務め、一事業所一運動ををどのように展開しているか、各事業所が発表しました。
その中でも、早めのライト点灯や上向きライト走行(当然対向車がある場合は、ライトは下向きですが)が、高齢者などの歩行者には、車が近付いえいることを知らせるたり、歩行者を早めに見つけるためには、有効的手段だということを確認しあいました。
研修会
また、日々の啓発活動も重要で、各事業所朝礼時等で安全運転の意識を持ってもらうために、ひと言注意を喚起したり、事故の情報が入ったらそれを伝えたりしていると発表しました。
あと、これから忘年会等で飲酒の機会がふえるが、飲酒運転は、絶対してはいけない。
また、飲酒量や人によって差はあるが、飲酒したアルコールは分解するのに、8時間くらいはかかるので、そのことを考えて飲酒をするようにと、話がありました。
  道路交通法が6月に改正されて飲酒・酒気帯び運転の罰則が強化されました。
    酒酔い運転                    減点35点
    酒気帯び運転(0.25ミリリットル以上)   25点(2年間の取り消し)
             (0.15~0.24ミリリットル) 13点(90日間の免停)
また、後部座席のシートベルト着用は一般道路でも義務化(罰則が無い)されているし、事故に会ったとき自分たちを守るためにも着用をするようにと、話がありました。