遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶこどもの声聞けば わが身冴えこそ揺るがるれ。

2020/06/03

これは、梁塵秘抄の今様からです。平安時代の末期の子守唄として、私は、「たから保育園」の入園式に歌っていました。うふふ。いいもんですよ。そして、摩訶不思議なのです。泣いていた赤ちゃんも、泣き止むのですよ。私は、もう、感動でしたね。そして、調べてみましたら、ほかにも、沢山ありました。そして、その今様を謡っている人もおられました。その中の一つに、「仏は常にいませども 現(うつつ)ならぬぞ あわれなる 人の音せぬ 暁に ほのかに夢に 見えたもう 」 なんか、本当にほのかに、日本人の心に沁みわたります。